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2006年6月26日 (月)

ヤサエモン座のこども達

文化庁の委嘱事業で、伝統文化こども教室という事業があります。私が代表で今年で四年目を迎えます。
教室の名前は長唄ヤサエモン座。毎年今頃には応募者も決まり、七月から来年の三月まで隔週の土曜日午後、二時間のお稽古をしています。対象は小学三年生から中学三年生までで無料で教えます。。定員は三十名と決めてるのですが、最初から外れたこどもがいては可愛そうなので、結局全員迎えています。そうですね五十人位でしょうか。一期生がまだいます。二期生、三期生も応募してくれます。中には私の弟子になるこもたくさんいて、三味線って結構人気在るじゃない、なんて喜びを貰っているんです。勿論私1人の力で出来ることではありません。私は代表というだけで、妻、多くのお弟子さんたちの努力の賜物です。この教室の特徴は、保護者の協力さえ在れば、誰でも来られる、落ちこぼれは作らない、皆で最後まで楽しく弾けるようになる。この一語、いやこの三語で言い表せます。こども達は本当に楽しそうに通ってきてくれるんです。文化庁じゃ認めてくれないのですが、オヤツのお金は駄目なんです。ヤサエモン座は太っ腹です。オヤツも楽しいじゃないかと思って二十分とりました。でもですね、このオヤツの時間が大事だったのは最初の頃だけだったのです。最初のうちは「オヤツはまだ」何て云ってたのが、お菓子だけ貰ってくると「ドラエモン、あげる」、このドラエモンはヤサエモンのパクリですけど、そんなこと云って練習を始めるんです。ちょと休ませてよ、なんてこちらに関係なく三味線を弾きだすのです。やっぱり面倒みちゃいますよね。「そこはね」なんて云っちゃて。
それぞれのこども達は、それぞれに問題も在るかもしれない。親からすれば心配なことの多いことと思います。でも、学校教育が本当にこどもの発達と発育を目指していてくれているならば、こどもは真っ直ぐに育つと思えて成らない。こどもを捻じ曲げて教育しようなんて先生は本来いない。こどもに劣等感を植え付けようなんて先生もいない。優越感の権化みたいなこを育てたい先生もいない。戦争に行きたがるこどもも育てたくない。だから先生が処分されてしまう。私はヤサエモン座のような教育が、全ての教科の教育であるならば、少人数学級が実現して1人一人のこどもに目が向けられていると、こども達が実感できれば日本は少子化などならない。
ですがね、日本の教育を根本から変えようとしている人達がいることは事実です。私や妻やお弟子さん、ヤサエモン座の親御さんたちも、そんな世の中を出現させてはいけない。

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