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2006年7月30日 (日)

今に至る、前憲法の元で

 さて国民の権利はどうなっていたのでしょう。その点も天皇が許す範囲でのことでほとんど今の私達から見れば無権利状態でした。天皇から与えられたもので法律の下でとか法律の範囲内でたか、臣民タルの義務に背かないはんいでしか在りませんでした。選挙権さえ国民の権利ではなかったのです。当時も二院制をとっていましたが、衆議院は色々な制約が在りましたけれど選挙です。もう一つは貴族院です。皇族、華族(江戸時代の大名や将軍、朝廷の子孫)、大金持ち、天皇が直接選んだ人、こんな構成で出来ていました。この二つの議会が同じ力を持っていたのですから、国会の果たす役割は知れたものです。天皇を助ける、輔弼(前憲法によく出る表現です)する機関だったのです。それでは選ばれた国会議員は何をするのか。その中から国務大臣とかが選ばれるのですが、前憲法第4章に「国務大臣及枢密顧問」となっていて、政府と云う規定が一切在りません。「国務大臣ハ天皇ヲ輔弼し其ノ責ニ任ス」
 是だけ読んだだけで、まづ思いませんか。本当に天皇絶対の世の中だったんだと。これまでをまとめてみましょう。 日本という国は、神から授けられた権限を天皇が持っていて統治する。
   議会、政府等は全て天皇を助ける補助機関。国民は存在しなくて天皇の家来、臣民である事。
   軍隊と戦争の問題は天皇の決める事。
 こんなとこでしょうか。いかがですか。まだまだ書きますが、あまり住みたい憲法の国ではないようですね。
昭和天皇のことを私が取り上げるのは、決して恨んでいたりするからでは在りません。これからの日本がアジアの中で、世界の中でどのようにしていけば、一番良いのかを探りたい為です。その最良策が、いま一番狙われてきて、こども達の教育にまで及ぼうとしている現実を今直視しなければいけないと考えるのです。その為には、日本が天皇制社会になった明治時代から遡った時、最も自分でよく解かったからです。太平洋戦争も、人によっては色々いけんが在ります。でも私は、明治時代からの日本の行動を知って、解かったのです。何が真実か。

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