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2006年8月24日 (木)

歴史の暗渠1953年

 1953年に何があったか。池田勇人政調会長(後の首相 貧乏人は麦を食えで有名な人)と、アメリカのロバートソン国務次官補が、アメリカで密かに会談しました。彼らはこれからの日本国民をどのように育てるかを話し合ったのです。結果、覚書をつくりました。 日本の再軍備のために憲法9条、平和憲法の下での教育が邪魔である。愛国心教育も必要。日本政府は、教育及び広報によって日本によって日本に愛国心と自衛のための、自発的精神が成長するような、空気を助長すること。 
 いかがです。空気ですよ。恐ろしいですね。何となく知らないうちにそんな気にさせる。そして精神ですって。心ですよ。内心を、外国と相談、いや、相談じゃありません。外国の指示どうりに作る。47年に出来た教育基本法の事実上の廃止。これは秘密だったのですが、新聞にスクープされ大問題に成りました。暗渠とは、蓋をされた水路のことです。 まさに、今騒がれている愛国心教育もここからの流れです。今から50年以上も前の話です。自衛隊も現在あります。これからそれを軍隊に格上げするのも、アメリカの手のひらの上でのことです。 
 この1953年以降、学校の先生を評価する勤務評定が創られ、教育委員の公選制も廃止され任命制に変わります。自主憲法を作ろうも、何て云う事はない、アメリカの要求から始まったことです。
 現在国民の間に在る侵略戦争直視の視点はアメリカに刷り込まされた物等では在りません。大体からそんな刷り込む時間無かったのです。47年に出来た基本法も53年には事実上なくなったのですから。私が5歳の時です。ですから私達団塊の世代は基本法の事実上無い時代に教育を受けたのです。ですから私達より若い世代の人達から靖国賛成なんて人が多いのです。何よりも戦争の悲惨さを体験し、もう嫌だと多くの国民が思ったからこそ、侵略戦争だと感じたのです。 それより、教育基本法を改悪し、憲法を改悪しようとしている人びとこそ、アメリカ言いなりの姿勢なのです。今の政治と同じでしょ。50何年も求め続けた事を、今実現しようとしているのです。
 日本のこども達を、競争社会に追い込んで、落ちこぼれと云われる差別的人間集団を作り出してきたのも、真にこどもの事を考えない勝手な人びとの勝手な政治の思惑のせいです。皆さんお考え下さい。 

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