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2006年8月14日 (月)

国連の無力化を狙う者

 イスラエルのレバノンへの攻撃に対して、国連ば無力だと思う方は多いと思います。何故無力と思うか。
あれだけの戦争状態を早期に解決出来ないからです。では何故出来ないか。大国に拒否権が在るからです。
アメリカはイスラエルが不利になる決議には拒否権を使って反対します。もうオジャンです。ですが拒否権もなく、常任理事国でも無い日本は、この状態をうまく利用しています。かつての自民党政府は、少なくとも国連中心主義を云っていました。「国連の要請があれば協力しなければならない」とか「国連軍なら参加出来る」とか。是さえ憲法に照らしたら出来るはずも無いのですが、今や自民、公明の政府は国連の立場に立たず、日米同盟一筋に成りました。2006年防衛庁「防衛白書」は見事です。あの強いと勝手に評価しているアメリカと、国の浮沈を賭けてまで共にお供しようと云っているのです。アメリカは国連を重視しているような言葉を云います。「日本が常任理事国に成るには、憲法9条を改定しなければ駄目だ」。自公の政治家も、同じ事をもっともそうな顔をして云います。民主党もそうですね。中には自民党以上の主張をする人もいます。でも、自分の頭で考えた人は1人もいません。アメリカがその様に云ってるからだけです。本当に国連中心主義ならば、何故、今年の防衛白書は出来たのか。国連憲章にははっきりとうたっています。それぞれの国の憲法の中で、国連にみな協力しようと。常任理事国になるには、日本国憲法9条が邪魔だなんて書いて在りません。日本が成れないのは、アメリカ言いなりだからです。世界の人びとは、国連常任理事国に、第二の小さなアメリカを増やしてもいいことないと考えるからです。
 当たり前ですよ。国連決議を無視して戦争を始めるアメリカに、唯の一度も反対したことの無い国。そうして始めたイラク戦争に、世界で一番早くアメリカ支持を表明した国。多くの国がイラクから撤退したのに、航空自衛隊の活動範囲を大きく拡げ、「航空自衛隊の撤退は、有志連合と相談して決める」。有志連合。何を惚けたことを云っているのでしょう。有志連合なんてもう崩壊しています。結局アメリカと相談することです。相談なんかじゃ在りませんね。言いなりという事です。共におちょなら最後まで。これ小唄の一節です。
 国連が当てに成らないのだから、日米同盟を強化しなければ成らない。馬鹿な話し。

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