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2006年8月29日 (火)

母子哀史(女工哀史の現代版)

 年間一兆円もの純利益を上げているトヨタ自動車。その城下町と言っても過言ではない愛知県豊田市。 
そこで繰り広げられる過酷な労働状態を、お話しします。次々の規制緩和政策で、トヨタの本体を含む下請け企業では、非正規雇用の労働者の層が、厚く拡がっています。派遣労働、請負労働が幅をきかしています。これらの労働者には、殆どが健康保険も年金も在りません。またいつ首切りに遭うかと言う不安な毎日の連続です。
 ある女性労働者は、1人娘、保育所通いの幼い娘さんを育てています。今までも転々と職場が変わり、その度に保育所も変わり、住まいも変わります。その娘さんが学齢期を迎えたら、問題は更に大きくなります。転校ばかりしていなければ成りません。彼女は悩みます。保育所の費用も高いお金です。仕事を終えると自転車で娘さんを迎いにいく毎日は、雨の日もあります。一番したい夢は、娘さんといつか、ディズニーランドへ行く事だそうです。
 日本一の大企業の関連会社の仕事も、こうした不安定雇用の下で働かねばならない実情です。
男女機会均等法なる法律が出来て、女性の深夜業務も押付けられました。拒めば待っているのは、首切りかパートへの変更です。首切りになんか成った時には、年齢による選別で新しい仕事は中々見つかりません。
ピッカピカのトヨタの新車には、多くの働く人の血と涙とこどもの泣き声が詰まっています。そうして得た一兆円の利益の上で、更なる規制緩和と、憲法改悪と、差別教育を叫んでいるのが奥田氏達です。
 ところでトヨタの自動車の不具合が急速に多くなっているのも最近の特徴です。不安定雇用の増大と車の両輪のように。
 私はこの様な環境でしか子育て出来ない方々の、心にそった国家の政策の実現を、願ってやみません。

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