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2006年9月26日 (火)

貧困に気付かない日本人

 貧困に気付かないのは、貧困のイメージが違うからです。
 OECD(経済協力開発機構)の新たな調査で、アメリカに次ぐ第二位の貧困率。
 一位はアメリカです。貧困率ですよ。
 
 そのアメリカに右に倣えで政治をしているのですから、段々アメリカに近づき、いずれ追い越すでしょう。
 世界で一番の貧困率の国、日本はもうじきです。
 一般所帯の二割が、生活保護水準かそれ以下。

 北海道大学大学院、教育学教授 青木紀(おさむ)教授の調査が在ります。

 日本人が貧困と思うイメージは次のようなことです。

 敗戦直後の生活。(72・7パーセント)
 発展途上国や戦災国の生活。(84・6パーセント)
 
 それらに対して貧困と思わない生活状況は以下の答えです。

 ホームレス。
 一年以上の失業。 
 生活保護を受けている。
 健康保険が無い。

 日本人の貧困に対する思いが解かります。
 生きていければ貧困とは考えないのです。
 是は、絶対的貧困の事なのです。人間らしく生きる事とは、全然かけ離れた考えなのです。
 生きていければという事は、死なない限り貧困では無いのです。

 こんな寂しい感覚は何処から生まれたか。

 教育基本法の精神からは絶対生まれません。
 憲法の精神からも生まれません。

 嘘は色々なデータから見抜けます。
 国民のこうした意識からも、基本法や憲法の精神がこども達と大人に成った人びとにも、
 伝わらなかったことが。
 言い換えると、憲法や、基本法が如何にないがしろされて来たかの証拠です。
 今の国民の置かれた状況の原因を、憲法や基本法のせいにする嘘が暴かれたのです。

 国の政策と、マスメディアの報道姿勢が改めて問われると思います。
 日本ではアフガニスタンやイラクの戦争状態の国やアフリカの発展途上国のことを、貧困の対象にします。
 或いは、世界のこども達の児童労働をたまに取り上げますが、根本的思いが下方競争なのです。
 もっと下が、酷い状態が在る。だから私達はそれよりも幸せだという。

 この思いは小泉自公政権の間に、急速に広まりました。
 
 私達は、もっと人間らしい生活をイメージしませんか。

 

 

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