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2006年10月14日 (土)

フィンランドの教育 1

 この記事は山口隆氏(全日本教職員組合副委員長)のILO要請・フィンランド教育視察報告の内容を元にしています。
 「できる子」「できない子」を振り分ける複線型学校制度から、1970年代にこの区別を無くす単線型学校制度への、改革に乗り出しました。6、3制の学校教育が出きるのですが、1999年には6,3制を繋げたを9年制の制度に更に改革しました。これがフィンランドの教育改革の全面的開花を産み出します。

 これは日本で取り入れられている、エリートづくりの為の小中一貫校とは違い、全国の全ての義務教育学校に関わることです。

 山口氏の訪れた学校の校長先生のお話。校長歴10年という方です。
 
 「学校とは協力するところです。学級間の協力、先生と生徒の協力、先生どうしの協力、生徒どうしの協力、これが大切です。9年制の総合学校という新しい制度になって、フィンランドの教育は大きなチャレンジをしています。総合学校は大きな組織体ですが、その組織を成り立たせているのは個人です。だから個人を大切に、個性を育てていきたいと考えています。学校という組織体はその個人によって成り立っているのだから、協力が大事と考えています」。

 日本では、教員評価制度の下、教員どうしがバラバラにされ、校長と教職員の協力体制さえ壊されています。

 「ですから、学校では簡単なことでも、いつも話し合うことを大事にしています。つまり民主主義を守るということです。たとえば、休憩時間に生徒が外にでてもよいか、ソフトドリンクの自販機をおくのかどうか、時にはソファーのカヴァーの色をどうしようかまで、先生方で話し合って決めています。そんなことでもみんなの価値観や教育観が出てきます。それを出し合って議論をしています」。

 日本は職員会議を、一方的な校長からの指示、命令の場にしてきました。
えらい違いです。

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