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2006年11月19日 (日)

マニュアル人間の大量生産は何を招くか

 今世の中マニュアルでイッパイです。
 この範ちゅうに入れない者は、駄目人間にちかく扱われます。

 色々な施設、企業、職場、団体、政府の省庁、教育委員会、等など。
 マニュアル通りにしない人は放逐されるか、片隅に追いやられます。
 
 ですから、生活保護の申請さえ拒否しても、そこで餓死者が出ようが、行政としては落ち度が無い、なんて言葉 が普通の感覚であの人達は云えるのです。
 これこれこうして、申請を断れというマニュアルが在るから平気なのです。

 世の中、談合事件が無くなりません。もう、昔から問題になっていてもです。
 知事が逮捕されたり、起訴されたり、幹部役人が逮捕されたり。一体いつになったら無くなるのでしょう。
 でもこれも今の世の中では無くなりません。マニュアルがここにも活きているからです。
 こうすれば見つかりにくく、これこれの政治家にお金を一部還元すればよい。

 談合と性質のよく似た贈収賄事件も無くなりません。
 これは公務員、特に政治家が関係深いのですが。首相の逮捕なんて事態も在ったのですが、これも無くなりま
 せん。ここには企業献金は「悪」では無いと云う、企業の繁栄の為ならお金を出してもよいと云う企業と、企業か らお金を貰うのは「悪」ではないと云う政治家の合体による基本的認識の下に、企業からの政治献金はこう処理
 すれば問題ないというマニュアルが在り、そのマニュアルから飛び出すのではなく、それを簡略化するところから
 起きるのです。

 高校生が亡くなった、実は私の母校の学校の生徒さんだったのですが、エレベーターの事故も、そのエレベータ ーを管理する会社には、これこれを点検せよと云うマニュアルが在ったのです。その会社を監督する企業にも、  勿論監督するマニュアルが在ったのです。でも事故を防げなかった事実が雄弁に物語っています。

 いくらマニュアルが在っても、それを実行するのは人間であり、文章で在るマニュアルには表現出来ないことが、
 書かれていることよりも、もっとイッパイ現実には在るということです。
 
 いくら犠牲者が出ても、マニュアル人間には関係無いのです。
 
 マニュアルは、人を思うように使う時には最高の価値を発揮しますが、人間は守られないのです。
 人間の豊かな想像性を破壊し、人間性まで粉々にしてしまうのです。
 これから政府はマニュアル人間を大量生産しようとしています。
 使い勝手が素晴らしくよいからです。
 これをしようとする安倍首相は、決してマニュアル人間では在りません。 

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