« 伝統を大事にと云うぼんぼんの非現実性と無責任 | トップページ | 厚生労働省は誰の為の省か »

2007年1月26日 (金)

伝統とは。

 私は伝統芸を語るのに、何故経済・政治・国際カテゴリーだかをまず語りましょう。簡単な事なのです。
伝統芸をしている人が食べてゆけなければ、これは経済の問題です。何故食べてゆけないかは政治の問題です。ぼんぼんの様に自国にだけ優れた伝統が在る何て云ったら馬鹿丸出しです。国際問題です。ぼんぼんが目指している国家は、お金を稼がない仕事には、国家予算も付けない社会です。新自由主義とも云いますが、アメリカの真似をしているだけです。祖父はかつて鬼畜米英でしたが、ぼんぼんは根っからのアメリカ大好きです。今やアメリカは世界的な孤立を迎えています。かつてはアメリカの裏庭とまで言われていた南アメリカ大陸でも、反米国家ばかりになりました。今世界でアメリカに尾っぽを振るのは日本が最大級の尻振り国家です。この日本で伝統芸、伝統技術を発展させるのは、大変な個人の努力と、経済的負担を個人が受けなければ成らないのです。
 昔から其れなりの師匠たち個人の負担は在りました。私はほとんど経済的な負担をしないでここまで来ましたが、それは師匠のお陰です。私の師匠達は、貧乏な私に負担を掛けさせないで教えて下さったのです。私もその恩返しがしたいのですが、今の世の中それが出来ないのです。私達伝統芸をしているものは、何の保障も無いし、生活自体がやっとなのです。それでも私達は夢を差し上げる仕事でもあります。普段見られない、ちょっと浮世離れした感覚を差し上げたいのです。それも、普段の生活が余りにも夢の持てない現実生活だからなお更なのです。これって政治・経済の在り方と無関係ですか。
 ぼんぼんはハッキリ云ってお馬鹿です。伝統の何たるかを何も知らないで、何も知らないで、明治以降の絶対的天皇制の事だけを、日本の優れた伝統だと思っている。
 あなたが普段使っている物にも、きっと伝統技術の施されたものが在ると思う。あんたがたまに着る和服も、昔の良いものとは違ってきていることに、ぼんぼんは気付かないだろう。あなたは本物が解からないから。お蚕さんの食べる桑の葉っぱも、殺虫剤に犯されているから、良い絹糸が取れる分けない。
 伝統を守り、発展させる事はぼんぼんが思うほど簡単ではない。

|

« 伝統を大事にと云うぼんぼんの非現実性と無責任 | トップページ | 厚生労働省は誰の為の省か »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 伝統を大事にと云うぼんぼんの非現実性と無責任 | トップページ | 厚生労働省は誰の為の省か »