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2007年2月12日 (月)

政治を動かした難病患者さん達の感動的闘い

 パーキンソン病と、潰瘍性大腸炎を、公費負担から外す動きが強まったのは昨年八月。重症度に合わせて補助を打ち切る案が厚生労働省から指示されました。今や厚生労働省は国民の味方では在りません。大臣の「女性は子供を産む機械」発言だけでなく、やろうとすること一事が万事、国民、労働者に敵対する、簡単に言えば、財界の健康と意向を考える省に成り下がりましたが、この方針をまずは当面撤回させました。
 原因も解からず治療法も未確立の治りにくい病気こそ難病です。パーキンソン病の場合失業率は54パーセント。潰瘍性大腸炎の場合は失業率は23パーセントですが、20歳代の若者中心に発症が多く、就労していても収入は安定せず月収10万円程度の人もいます。
 患者さん達は命がけの運動に立ち上がりました。全国パーキンソン病友の会は会結成以来始めて患者さん自身が街頭に立ち、署名を始めました。潰瘍性大腸炎の患者さん達も、8月末から大臣宛の反対署名と抗議の葉書きいんどうに取り組みました。全国パーキンソン病友の会の署名は一ヶ月で六万三千人分の署名。大腸炎の団体は二ヶ月で二万七千人分を提出しました。傾く体を支えての訴えは大きな反響を呼び、、疾病を超えた、患者の連帯を生み出し、まだ補助の対象になっていない病気の人達との「公平性」等と云って、患者同士を分断しようとする試みを打ち砕きました。
 健康がよいに決まっていますが、いつ私達も襲われるか知れない病気。せめて病気になっても、生活を安心して暮せる政治こそ、本当に求められている政治ではないでしょうか。

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