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2007年3月31日 (土)

教科書検定これで本当に良いのか

 元日本軍の守備隊長が2000年8月、「命令しておらず、名誉を毀損された」として訴訟をおこしました。弁護団には戦争美化の言動している自民党国会議員や「新しい歴史教科書をつくる会」の関係者が含まれています。
 ずっと教科書に載ってきた、沖縄戦に於ける集団自決が、軍の命令だったと言う記述が書き直されたのです。戦後60年以上経って、それこそ今に成って急に何故名誉毀損なのでしょうね。文科省は何と云ったか。
 ある教科書会社は「日本軍がやらせたという証拠はない。違うという説が出てきている」。
 ある教科書会社は「軍の命令はなかったというのが定説になりつつあるといわれた」。
「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝副会長らが、「軍の命令はなかった」と主張し2005年から削除を求める運動を開始しました。訴訟も時期を同じにして始まりました。先の教科書会社の人は語ります。
 「新しい説が出たというが裁判以外に新しい動きは無い。これでは誰かが訴訟を起こせば全て新説が出たとして教科書が変えられてしまう。政治家からの圧力があったのではないか。歴史をゆがめるものでゆるせない」。
 この沖縄での集団自決は、地域的に、軍と住民が一緒にいたところに限られています。手りゅう弾は軍が厳密に管理していて、一般人が手にすることは在り得ませんでした。親子、兄弟、夫婦がお互いに殺しあうこともありました。守備隊長の命令が在ったかどうかなんて、瑣末なことです。軍による強制と教育が、客観的事実として示されているのです。証言をとれば「いざと言うときはこれで自決するように」と命じられたという証言も在るのです。
「生きて敵の捕虜と成るな」はすべての場所で云われてきた合言葉でしょうに。一体何をしようとしているのか、国民に説明しなさい。 

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