« 今こそ安保条約の破棄が求められている1 | トップページ | 従軍慰安婦問題は過去の事ではない »

2007年4月26日 (木)

安保によって日本が守られていると云う嘘

 日本の安全神話の中心に安保条約を持ってくる自公・民の政治家がいますが、全くの嘘と出鱈目です。
歴史を振り返れば直ぐにも解かる、実に単純な構造の嘘です。でも、国民は信じ込まされる内容の含まれた嘘です。何故これほどまでに国民が騙され、信じるのかと言えば60年以上にわたって、日本人が平和に暮してきたからです。これを利用してアメリカが守ってくれていたからこそ、経済発展も出来たという説明です。
 では考えましょう。政治家の云うことではなく、歴史を振り返ると直ぐ解かりますが、その正確な歴史を私達がこどもの頃から、政府は教えなかったのです。沖縄戦は最初で最後の地上戦でした。多くの日本人が、死ななくてもよい状態で命を落としました。多くの人びとが自決だったのです。そこに乗り込んできたアメリカ軍は、戦車とブルトーザーで民家を壊し、農地を破壊し住民を追い出したのです。あちこちにアメリカ軍の基地が出来ました。
 日本政府は連合国の中でも、アメリカと単独講和を結び、日本を占領統治したのはアメリカだけになりました。
ほんの一・二年、アメリカは日本の民主化を目指しますが、中国大陸での国民党政権の危うさを感じ、将来的に毛沢東率いる共産政権の発足を危惧し、日本を極東地域(東アジア)におけるアメリカを守る為の最前線基地にするよう、方針を変えたのです。この頃から、憲法改悪の道を押付け、教育の民主化を妨げ始めるのです。1950年代に入ると、教育現場に教職員の勤務評定が導入され、朝鮮戦争を境に、完全に民主化とは正反対の、軍事力の保持を指示するようになるのです。これは憲法とは相容れない内容です。ですから、ここから解釈改憲の流れが始まるのです。アメリカは、日本の安全の為に全国に基地を置いているのではない事が、もうお解かりでしょ。アメリカは日本と違って、変に正直な側面が在ります。アメリカは、現在のイラク戦争でも、北朝鮮問題でも、アメリカの国益に成る事なら何でもするとハッキリ云うのです。基準はアメリカの利益なのです。日本に基地がイッパイ在るのも、アジアの前線基地として必用だから、更に、アメリカ本国に置くよりも、日本政府の思いやり予算によって安上がりだとハッキリ云うのです。さらにハッキリ語るのはアメリカ軍自体です。「日本に駐留しているアメリカ軍は、日本を守る任務を持つ部隊ではなく、世界中に直ぐ向かう部隊」だと云うのです。いわゆる殴りこみ部隊です。確かにイラク戦争に即応して日本全国の基地から飛び立ちました。今でも毎日、イラクに向かっています。
 ここでもし、アメリカが北朝鮮を攻撃したなら、トバッチリを受ける危険はどうでしょう。アメリカ軍の基地が在る日本に、テボドンが打ち込まれるかもしれません。さ打ち込まれたから日本も戦争だ、これが本音です。
 アメリカは自国の利益を最大限追求する国です。日本が平和だったのは、アメリカのお陰なんかでは在りません。平和憲法のお陰です。だから、憲法を変えろと、アメリカと共に闘う国になれと、主張しているのです。
 経済だけでなく、アメリカに軍事的にも言い成りになる自公政府と民主党は、売国奴だと、私は言うのです。

|

« 今こそ安保条約の破棄が求められている1 | トップページ | 従軍慰安婦問題は過去の事ではない »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 今こそ安保条約の破棄が求められている1 | トップページ | 従軍慰安婦問題は過去の事ではない »