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2007年4月10日 (火)

都知事選の結果に思う

 吉田万三さんを支持していた私にとっては残念であります。考える事が多かったので記事を書くのが遅くなりました。何を考えていたかと申しますと、何故、あれだけの傍若無人な発言を繰り返し、実際に傲慢で、都政を私物化し、福祉を徹底的に敵視し破壊した石原氏が何故あれだけの得票を得るのか。選挙期間中に、訴えを変えた候補者は二人。石原氏と浅野氏です。何故変えたか。大メディアが無視した万三さんの主張が、思いもかけず都民の心に沁みていくのを感じ取ったからです。福祉を敵視していた石原氏は、演説で「中学生までの医療費無料化」まで都民に約束したのです。それを実行するか監視する必要が在ります。只、私の疑問はこれだけでは解決しなかったのです。今日の朝日新聞夕刊に、女性の支持が、浅野氏より断然多かったことが載っていました。「ばばあ」発言も許す。「実績を評価する」。女性の意見です。
 私は思いました。日本においては、正確な情報が極めて人々の共有の情報に成りにくいこと。石原タブーがとれて来たのも、つい最近のことです。選挙後の石原氏の発言は、ニコニコ顔が消えて、また元に戻りました。質問する記者に対して、「あんた、具体的に云えよ」みたいな発言に戻りました。私に言わせれば、選挙中と選挙結果確定後の豹変したような発言をする人は絶対信用しないのですが、都民は信じてしまうし、朝日新聞に載っていたように、「ミーハー的支持が大勢いるのよ」という女性もいるのです。これは民主主義が国民の心に沁み渡っていないことの、定着していない証明です。それは戦後64年近くたっても、日本に、民主主義を定着させることを嫌う権力者の政府の時代が続いた事の現れです。そして権力に迎合するメディアの結果です。
 私は今国会で緊迫している、国民投票法案の事を、お弟子さんに聞いても、誰も知らないのです。問題点どころか、何も知らない人ばかりです。それでも国会を通しちゃおうというのですから、民主主義は定着しません。
 万三さん、お疲れ様。貴方が獲得した六十三万票は、必ず歴史を動かす。

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