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2007年4月 5日 (木)

私の父は、中国で何をしてきたのか?

 私は末っ子なので父にも可愛がられて育った覚えがあります。優しい父親でした。
その父が戦争中、満州事変で徴兵をうけ、中国大陸に渡りました。その父から聴いたことで、印象に残っている言葉は「パーロが出たぞ」。パーロとは毛沢東率いる八路軍のことです。蒋介石率いる国民党軍とは違って、ものすごく強かったそうです。そのパーロが現れると逃げたそうです。子供の頃は気にしなかったのですが、侵略軍の一員として父は、国民党軍が出たときはどうしたのだろう?逃げた話は聴いていないのです。きっと闘ったのです。そして相手を攻撃したでしょう。そこで中国人の兵隊を殺したかもしれない。それ以上のこともしたかもしれない。
 父が息子に語れなかったことを、詮索しても意味は無いけれど、今思えば私は知りたかった。でも、今の私なら個人としての父を許せるけれど、当時は息子に語る事によって許されない自分を、父は持ち続けたのでしょう。何も悪い事をしなかった父なら、もっと戦争の体験を聞かせてくれたでしょう。
 人間を変えてしまう戦争。ヴェトナムからの帰還米兵、アフガンからの帰還米兵、イラクからの帰還米兵、圧倒的多くの人達が、精神的病を現実に抱えていることを私たちは知るべきだと思います。普通なら、人殺しなど経験しないですむ人生に、国家の為という名が付くだけで合法化され、人殺しもさせられるのです。合法は法律の問題であって、心の問題ではないのです。その心を大切にする社会で在るべきです。それが今危ない。

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