« 長く生きてきた方々に、喜んでいただける国こそ美しい | トップページ | 靖国派の「論理」矛盾は明らか »

2007年5月18日 (金)

文科省採択の侵略正当化DVDの酷さ

 日本青年会議所が学校で見せる為に作った「誇り」というDVDは、靖国神社の主張をそのままこども達に教え込む反歴史的DVDです。これを文科省が採択した事は、世界に向かっては反省を云い、国内では逆のことをこどもに教えるという矛盾した態度であり、また、そのような態度のとり方自体、こどもに対して、非教育的であります。
 内容は「こころ」という女の子と「雄太」という過去から戻ってきた青年との対話形式で進みます。
日露戦争  「領土拡大戦略として南下してきたロシアと、そのロシアから自分達の国を守りたかった日本。その後、それぞれの思惑とは別に周囲を巻き込みながら、その後の大東亜戦争にまで発展していくんだ」。
日中戦争  「ロシアは、中国大陸における覇権争いをしていた国民党や共産党をたくみに操り、様々な謀略を日本にしかけはじめた。そうとは知らない日本は中国大陸で抜けるに抜け出せない、泥沼のような戦いを繰り広げていくことになっていく」。
朝鮮・台湾植民地支配  「日本はこれらの国を近代化するために道路を整備したり、学校を建設した」。
対米戦争  「日本対アメリカを含む連合国軍との戦いを、当時日本では東アジアの白人からの解放を大義目的にそう、大東亜戦争と呼んでいたんだ」。「日本は亡国の道を歩むか、戦争に突入するかー二つに一つの決断を迫られ、アメリカをはじめとする連合国軍との戦争という苦渋の決断をしいられた」。
東京裁判  「東京裁判は勝った国が負けた国を一方的に裁く復讐さいばんだった」。「GHQは戦争で残虐行為を働いた凶悪な日本兵というイメージを日本国民に植え付け、洗脳していった」。
靖国神社で  「愛する自分の国を守りたい、そしてアジアの人々を白人から解放したいー日本の戦いには、いつも、その気持ちが根底にあったような気がする」。「雄太」の言葉に「こころ」がつぶやきます。「私がここにいるのは、過去に日本という礎を築いてくれたたくさんの人たちがいたから・・・。そして大事な事は、正しい事実をきちんと知る事」。
 こんな内容です。嘘と誤魔化しと、あいまいさで出来た謀略的、国際社会の常識を否定するものです。こんな事を真実だと思うこども達を育てて、国際社会に出せば、日本人は世界中から相手にされなくなります。亡国の誤った道です。過去の戦争のことを詳しくお知りになりたい方は、私の連載したブログ、日本近代史の真実(06・11・2)からの記事をお読み頂けると嬉しいです。

|

« 長く生きてきた方々に、喜んでいただける国こそ美しい | トップページ | 靖国派の「論理」矛盾は明らか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 長く生きてきた方々に、喜んでいただける国こそ美しい | トップページ | 靖国派の「論理」矛盾は明らか »