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2007年5月31日 (木)

歴史の歯車は最終的に逆転できない

 今や安倍首相の云う「美しい国」がどんなものかがハッキリしてきました。1997年自民党の中に「日本会議」が設立され 憲法改正 教育基本法改正 靖国公式参拝の定着 夫婦別姓法案反対 より良い教科書をこども達に こんなスローガンを上げて活動を始めました。このときにもう一つのスローガンが在りました。「美しい日本の再建」です。この言葉が安倍首相の美しい国の元です。自民党の中で、突出したこのような団体が幾つか出来るのですが、1993年に政界に登場した時から、この、靖国派の突撃部隊の青年将校だったのです。自殺した松岡氏も、一番多くこのような団体に参加していた人です。云わば安倍氏の同士だったのです。
 さて、美しい日本の再建を掲げた人達の政策は、具体的に今までしてきた事から判断すると、教育基本法を改定し愛国心をこども達に義務付け、ヤマタノオロチまで出てくる教科書を認定し、学校で初めて教わる日本史の教科書に、大和朝廷の出現から教える為に、縄文時代も弥生時代も無くしてしまったのです。夫婦別姓は、国連でも当たり前のことなのですが、彼等は反対し、男女同権にも、本質的に反対しています。だから今に成っても、女性差別が、色々な場面で表れています。これって、明治の時代に戻そうとしているだけではないですか。明治時代はそうでしたよね。国民はいなくて、臣民と云う天皇の家臣だったのです。家臣の生活がどうであろうが、国家が栄えればよかった時代です。国家とは、天皇は勿論、大企業、財閥が栄えれば国家は安泰だったのです。外国に、日本に少ない資源を求めて軍隊を出す。軍隊の兵隊は臣民ですから、死のうが、苦しもうが関係ない。馬の方が、値段が高いから大事にされた時代です。人を徴兵するのには切手だい一銭五厘でしたっけ。馬はもっと高い。およそ人間の誇りも何もなくされた時代。それが、「美しい日本」なのです。ですから、今、働く若者の生活はどうにもならないでしょ。ネットカフェで夜を送る若者の急増。今日は何処に働きにいくのだろうと、コンビニの前で佇む若者に未来はないでしょ。正規賃金の三分の一の給料で、どんな夢が叶うのだろう。身分の保証も無ければ、保険も無い。これが世界第二位の経済大国の実態です。大人はおとなで、肩を叩かれ、正規雇用から外されていく。リストラ、簡単に言えば首切り。首を多く切るほど企業は政府から支援される。ここで首切らない馬鹿はいないでしょ。私達庶民にとっては、何にもいいこと無い。だが、彼等がなにを思おうが、歴史の歯車は重い。日本だけ簡単に昔に戻ろうとしても、、世界がついてきている日本を含む世界史まで、勝手には出来ない。

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