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2007年6月 5日 (火)

骨太大好きな自民党の、骨なし選挙公約

 いつからでしたっけね、小泉首相の頃からかな、「骨太の方針」という言葉が自民党と公明党の売り言葉になったのは。その自民党の参議院選挙の公約が発表されました。まず第一に憲法を2010年に改定発議するそうです。じゃあ、どんなふうに変えたいのかを、本質を語りかけなければ、選びようも無いでしょう。ハッキリ言える事は、現在の憲法は、主権者が国民、武力による国際紛争の解決を禁じている事、国民は誰でも幸せに暮らす権利が在る事、表現と言論の自由が保障されていること、教育に国家が関与しない事、まだまだたくさんのの国民の権利が保障されています。国民の権利保障憲法と言ってもよいでしょう。これが、世界の近代憲法のありようなのです。さて、どこを変えたいのでしょう。たった一言で言えば云えるはずです。「国民に権利を保障しすぎて、義務が書かれていないから変える」。こんなにたくさんの国民の権利が書かれていても、就職出来ない若者、餓死する人、リストラされて再就職出来ない人、孤独死するお年寄り、病気でもお医者さんに掛れない人、長時間労働で過労死する人、母子世帯で命を削って複数の勤務をする母親。これらはほんの一例です。いかに憲法が守られていないかの証拠です。現憲法さえ守らない人達の思うような憲法が出来たら、国民の生活はもっと酷くなるのは目に見えて明らかです。良くなる理由が在りません。ですから国民の前に、本質的改憲内容を示せないのです。選挙を誤魔化してでも勝てば、数を頼みに、公明党と一緒に強行採決して決めてしまえば良いと考えているのです。あの強行採決した国民投票法を、彼等は正当な法律だとして、2010年改憲発議を主張しているのです。彼等にとって、国民の意思は無関係なのです。その彼等が作る憲法の内容はもう明らかです。
 さて骨なしについて語りましょう。「骨太」の好きな彼等の公約は、最初に掲げた憲法改定発議を見るだけでも芯に通る一本の筋が無いのです。骨はいくら太くても、筋がないとバラバラの骨として意味の無い存在に成るのです。彼等が幾ら「骨太」と云っても、正直に国民を前に語れない事は国民の代表ならば、やせ細った骸骨なのです。財界を前にすれば、アメリカを前にすれば、ハエが手を擦り掏りするようにして、「やっとここまで着ました。如何でしょうか?」。でも財界は金は有るけれど、アメリカは要求はするけれど、選挙権が無い。最後は選挙権がものを言うのです。

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