« 久間氏が辞任、選挙に配慮ですって、馬鹿じゃないの | トップページ | 安倍政権に危機感を感じ保守、中間派文化人の護憲発言が続く »

2007年7月 4日 (水)

世界的に孤立を深める靖国派の末路

 まさに価値観を共有するという、アメリカからも警戒感が露になり、アジアは勿論、ヨーロッパからも相手にされなくなってきました。日本のアメリカベッタリの政治はかねてより、世界中から軽蔑の目で見られてきましたが、今の靖国派の主張が世界に知られるようになってから、日本は益々孤立し、日本人に対する尊敬や親しみは、末期的状態になりました。同盟国というアメリカ政府も、日本の近代史否定がここまで来ると、そんな国と同盟関係を組んでいて良いのかが問題に成り始めました。いくらブッシュが大統領でも、他の政治家、研究者、国民からの声を全く無視する事は出来なくなっているのです。ジェラルド・カーティス、コロンビア大学教授が東京新聞に書きました。「安倍訪米と歴史問題」という文章で、大事な点は二つ在ります。一つは「従軍慰安婦」の問題で、安倍首相に、自分の発言がアメリカの世論に大きな怒りを呼び起こしている事を軽視するな、と警告し一体安倍は「日本の戦時責任」についてどう考えているのかという問いを、アメリカ人の意識の全面に押し出したのであると、強い言葉で語っています。更にアメリカの現状はもっと厳しいとして、日本軍が女性達を「制の奴隷」にしたとの非難に対して安倍氏が日本軍の弁護をしたように見え、左翼の人々のみならず広範囲なアメリカ人の横断的怒りを招いている。 二つ目は「戦後体制」打破論に対して戦後レジームの脱却を掲げているが、民主主義国のリーダーが自分の国のレジーム・チェンジ(体制変革)を求める意味は理解しがたい。安倍はいったい、戦後日本に作られた民主主義の体制を否定するつもりなのか。戦後レジームの何がそんなに酷いのか、是非説明してほしい。
 靖国派の歴史観がいかに出鱈目で嘘によって固められているかの一つの証拠を出しましょう。アジア解放の戦争だったと云いますが、次にあげる言葉は何のことだかご存知ですか。フクバラハップ。自由タイ。パサパラ。べトミン。マラヤ人民抗日軍。ここには中国の抗日戦線のことは書いてありません。朝鮮のことも。
 フクバラハップはフィリピンの抗日人民軍。自由タイはタイの抗日戦線。パサパラはビルマの抗日戦線。べトミンはベトナム独立同盟。マラヤ人民抗日軍はシンガポールとマレーの抗日戦線。朝鮮でも日本を駆逐した後の為に建国綱領などの準備がされていました。日本の侵略は欧米列強の侵略をはるかに超える、日々の生活や財産、文化から言葉まで奪う、まさに最悪の侵略者だったのです。ですからこんなに多くの国に、抗日戦線が出来ていったのです。アジア解放のなんて真っ赤な嘘なのです。

|

« 久間氏が辞任、選挙に配慮ですって、馬鹿じゃないの | トップページ | 安倍政権に危機感を感じ保守、中間派文化人の護憲発言が続く »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 久間氏が辞任、選挙に配慮ですって、馬鹿じゃないの | トップページ | 安倍政権に危機感を感じ保守、中間派文化人の護憲発言が続く »