« 私が選ぶ世の中に必要のないもの 1 | トップページ | 富士山麓に砲弾を撃ち込む馬鹿 »

2007年8月26日 (日)

軍国主義は国民に対して秘密主義、220億円を国民の為に使え

 イラク特措法の期限を前に、今その延長が問題になっています。政府は「テロとの戦い」と云うブッシュのお尻を追っかけて、ただただ同じことを云って特措法の延長を狙っています。
 みなさん、記憶を少しだけ戻しましょう。アメリカがイラク戦争を始めようとしていた時、全世界で二千万人を超える反戦行動が展開されました。そのとき国連の調査団は、イラクに入り査察の真っ最中でした。大量破壊兵器が在るというブッシュの指摘を検証していたのです。調査団長は、「後、三ヶ月あれば、大量破壊兵器の存在を否定できる」とまで言っていたのですが、否定されては困るブッシュは戦争に突入しました。日本政府は世界一早くにブッシュの戦争を、同じ大量破壊兵器の存在を主張して支持しました。歴史的発言はこの時に公明党の冬柴幹事長の口から出ました。「世界の反戦の行動は、利敵行為だ」。その後、大量破壊兵器は見つかりませんでした。小泉首相(当時)は「フセインが見つからないからといって、フセインがいなかったとは云えないでしょう」といい、いずれ見つかるようなことを希望的に、しかし断言したのです。ブッシュはCIAからの報告で大量破壊兵器は、元々無かったという報告を受け軌道修正します。「アルカイダを支援するテロ支援国家だ。これからはテロとの戦いだ」。日本政府はまた右え倣えで、アメリカと同じ主張を始めます。でも、これも嘘でした。フセインはアルカイダとむしろ戦っていたのです。
 それが11月1日で期限の切れる、イラク特措法問題の本質です。それもテロとは何の関係も無い仕事なのです。現実にテロリストが海上移動したこともないし、給油するアメリカの艦船も小型化し、数も減り、現在までにテロリストの拘束はゼロです。では現実には、テロは多くなり、被害も拡大しています。じゃあ、何のためのイラク特措法なのか。国民が聞いても、防衛省は軍事機密を理由に答えません。国民には秘密なのです。現実には二百二十億円すでに税金から使われています。これを更にこれからも支出しようというのです。自衛隊にとっては、海外派兵能力の習得のよい機会なのです。それだけが目的なのです。福祉に使う財源は無いというのに、こと対アメリカ、自衛隊の能力向上の時には、財源のザの字も云わない。これが軍国主義の本質です。
 国民が餓死しないような世の中の為に、税金を使う政府を、早く成立させませんか?

|

« 私が選ぶ世の中に必要のないもの 1 | トップページ | 富士山麓に砲弾を撃ち込む馬鹿 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 私が選ぶ世の中に必要のないもの 1 | トップページ | 富士山麓に砲弾を撃ち込む馬鹿 »