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2007年9月15日 (土)

靖国派に理論はない。ただ思い込みだけの集団。 1

 アジア侵略戦争を、すばらしい正義の戦争だった、「自存自衛」と、「アジア開放」の戦争だったと思い込んでいる人たち。この正義の戦争論を発信している最大のところが靖国神社なので、靖国派といいます。
 問題は、思い込んでいることであって、歴史学も、人類学も、政治学も無視する。自分が生きていた時代のことでなければ、少なくとも論理的に思考する人ならば色々な歴史的資料や記録に立ち返らなければ、判断は難しいはずなのに、お好みの資料に飛びつき思い込む。
 私はここに靖国派の八木秀次(新しい教科書をつくる会前代表)氏の教育に関する一つの発言を取り上げます。
「歴史教育は自分の国への愛情を育てるためにある」。
 この言葉を聞いただけで、史実とは無関係に歴史学が存在すべきだということが判ります。この人は安部氏の知恵袋の一人でした。小学校の歴史教科書から、縄文時代と弥生時代が消えた頃からの人です。「日本の歴史は大和朝廷の国土統一から教えればよい」(学習指導要領98年)。文部科学省も影響を受けています。
 でも、これは国家に都合の良いことだけ教えるという意味で、時の国家権力に歴史学が影響されるという、まさに戦前の教育そのものであります。この、戦前回帰、戦前への憧れ。明治以来、日本の考古学は闇を迎えます。大和朝廷の前はいらないのなら、確かに、旧石器時代は邪魔だし、ひいてはダーウィンの進化論なんか持ってのほか。天皇もその昔をたどると、祖先は猿だったなんて在り得ない。人類学も闇夜でした。私は何回かに分けて、思い込み集団の主張にふれます。論破なんて出来ません。相手に理論が無いのですから。

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