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2007年9月22日 (土)

靖国派に理論はない。ただ思い込みだけの集団。3

 教育再生の意味を前回書きました。今日は「国柄」について書きます。この「国柄」は国体と言い換えられます。
この、「国柄」を歴史的事実であったとするには、朝廷の出現以前の日本は邪魔です。じゃ、消し去ろう、これが彼らの発想です。大和朝廷が出来たのは人間がこの列島に住みだして数万年の後のことです。戦後の歴史学、人類学は多くの新しい発見でこの長い時代についての知識を豊かにし、ロマンを育ててきました。そして、日本人の祖先が、アジアの色々な民族から成り立っていくことも明らかにしてきました。この豊かな歴史を切り捨てて、何が「悠久」の歴史か。悠久は彼らの大好きな言葉ですが、こんなにも長い日本の歴史を、大和朝廷の誕生からの、ほんの千数百年の歴史に、ちじめてはばからず、「悠久」などと云っているのです。ここにも論理性は何もありません。非文明制、非科学的発想を明らかにしています。
 彼らは、この「国柄」という言葉に、明治時代の社会のイメージを持ち、社会全体が、男社会であったことを誇りにしています。大好きな皇統は男で(歴史上多くの女性天皇が存在します)、軍人は男で、家族の長は男で、女性には権利が殆ど無かった状況まで再現したいのです。国際社会は、男女平等が当たり前の世の中ですが、そこにも噛み付きます。1979年には女子差別撤廃条約が結ばれ、85年には日本も批准します。そして、この条約にてらして見ると、現在の日本の法制度にも多くの問題があることが明らかになっていきます。
 例えば、民法第750条、結婚したら夫婦のどちらかの姓を名乗らなければならない、とか 民法第733条、女性に対してだけ、離婚してから6ヶ月経たないと再婚できない規定があるなど。この二つの問題解決については、96年に法制審議会が取り上げて民法改正案の取りまとめめできていました。2003年には国連の女性差別撤廃委員会から、日本に対して民法改正の勧告もだされました。これらに対抗して立ちはだかったのが彼ら靖国派です。
 靖国派の全国的連絡会みたいなものは、幾つか在るのですが、女性もいるのです。昔、歌のおばさんと言われた安西愛子氏なども参加しています。ほかにもいるんですね。私には判らない。女性の権利を認めない世の中に何故したいのかが。それに、そんな時代にしたいなら、女性が、発言していること事態、役員になっていたりすること事態が、矛盾していませんかね。それとも、私たちはだけは発言しても良い世の中なのよとでも、云うのですかね。それにしても判らない人たちですね。彼らの主張する世の中になったら、急に発言しなくなるのでしょうかね。

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