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2007年9月15日 (土)

「健康は自己努力で」何をぬかす、厚労省。

 馬鹿も休み休み言えとは、このことです。自公の好きな言葉「持続可能な制度作り」。でも、この言葉は、国民福祉とか、社会保障とか、医療とか、年金とか、国民の生活に密着した国家予算の問題に関わる時だけ好きになる言葉なのです。無駄な大型公共事業の場合も、巨大化する軍事費の場合も、アメリカ軍再編費の場合も絶対云いません。本質的に言えば、これらを聖域にする為に云う言葉なのです。これ、立場が、国民の立場と全然違います。こんどの医療改悪(昨年六月)には、後期高齢者医療制度(来年四月実施)という、75歳以上のお年寄りを、国保から外して全員から別枠で保険料を無理やり徴収する制度も入っていますが、これについては、それこそ別枠で詳しく告発します。今私が取り上げている問題は、医療費抑制の為に、彼らふうに云えば、「持続可能な医療制度をつくるために」、患者負担の増額だけでは、限界があり、その効果は一年ほどしかもたない。だから、根本的に長期入院を認めなくするとか、病気を予防する視点が大切で、「自分の身体は自分で守る認識をもつ、自己努力が求められる」。
 国民を、そんなに馬鹿だと思っていたのですね。当たり前の、だれでもが持っている認識ですよ。それでも、病気になるのです。まるで病人は、自己努力をしない人間みたいな云いかた。生活保護行政もそう。自己努力をしない怠け者みたいに思っているのが、これら色々な言葉から分かります。ニートもそう。不安定雇用の若者もそう。母子家庭の収入が少ないのもそう。「自己努力が足りない」と思っているのです。貧乏な生活から抜け出せないのもそう。こどもに靴も変えないのもそう。
 政党はどうか。自分たちは税金で政党助成金なんていうのを作り、いくら歳出削減なんていっても減らさないし、無くさない。企業献金をやめる段階的措置だったはずなのに、そんなこと、恍けて、外国資本が50パーセント以上の企業は献金できなかったのを廃止して、御手洗キャノンが自民党に4000万円の献金、ソニーが2500万円。企業団体献金は、06年、自民党は29億7000万円。公明党は「公明文化協会」を中心に2億3020万円。民主党は8170万円。年々増えています。それに政党助成金という税金でしょ。この助成金の06年度の総額は317億2200万円。この三年間に切り捨てられた生活保護の母子家庭加算の予算80億円の約四倍。僅かな支援を「持続可能な制度」にする為に削って、自分たちはとり放題。共産党だけですよ、憲法違反な制度で在るといって受け取らないのは。この政党助成金の収入に占める割合は、自民党64・9パーセント、公明党19・8パーセント、民主党83・8パーセント。自己努力が足りないのは、あなたたちではないですか。汗水垂らして、支持者にお願いしてカンパを頂き、出版物を出して売り上げ、新聞を、毎朝こつこつ読者に配って、そうして努力したお金ではないので、管理もずさんになるのです。政党を駄目にする税金導入制度、世界に例がありません。お金で政策を買収する企業献金。国民をなめるのも、いい加減にしなさい。

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