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2007年9月16日 (日)

特攻隊は何故死にに行ったのか?

 石原慎太郎氏が脚本を書いた映画、題名は忘れてしまいました。私の知り合いが映画に出ていたのですが、私は観ませんでした。なにか愛する君のために死ぬみたいな話でした。
 特攻隊は何故死ににいったのか。政府も軍部も、日本の敗戦を間違いないこととしていた時期に、何故死ななければ成らなかったのか。不出来な特攻機に乗せられ、向こうまで行けずに帰還した若者は、特殊な牢屋に入れられ、懲罰を受けました。
 美しく話をまとめられれば、また、そのような人を作り出せるでしょう。美談ですから。歴史は美談ばかりではない。多くの特攻兵が、無理やり乗せられた事実も知らなければ、知らせなければならない。「聞け、わだつみの声」にも、天皇陛下万歳といって死んだ人は少ない。最後に叫ぶのは、多くは母親のことであり、死ななければならない理不尽に怒りを込めている。真実を少しも教わらず、天皇と、その国家の為に死を選ぶことが美徳としか選べない教育を受けてくれば、前回のブログに書いた八木氏のように、歴史を権力者が捻じ曲げれば、どんな青年も、多くはそのように育つ。
 愛する人のため、また死ねと云いたいのか。愛する人の為などではなかった。愛する人は、無差別爆撃を受けていたかもしれない。傍にいて、守ってあげるのが本当ではないのか。
 愛する人のいたアジア人を、無差別で殺しながら、愛という言葉で誤魔化してはいけない。言葉のテクニックで真実を誤魔化してはいけない。本当の愛とは、人を殺さない。私は君を守るために、外国へ行って、人を何人も殺してきた。人を殺したのは君のためだと云っているのと同じです。それを喜ぶ女性がはたして、本当にいるのか。
中国で何をしてきたかを、何もしゃべらなかった父を、もう作ってはいけない。

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