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2007年10月13日 (土)

渡海文科相の言い訳と、悪質な政治介入の事実。

 渡海文科相は「私が検定意見を撤回せよと云うのは政治介入になる」から出来ないといいました。さらに「専門的、学術的立場から中立・公平に審議されている」とも云いました。
 まず専門的なことから解明しましょう。
 事実は、何も専門的調査官も、審議委員もいなくて、本来は専門家らの意見を聴き意見書をまとめるのですが、今回はそれもしなかった事実。二十年間続いた記述を削除する大きなことなのに、それもしなかった。学術的見地も何も、最初から無かったということです。
 では中立性を解明しましょう。文科省の調査官の一人は、「戦争賛美」と批判されている扶桑社の「新しい歴史教科書を作る会」が発行した「新しい歴史教科書・改訂版」の監修者とおなじ自由主義歴史観研究グループの仲間です。調査意見書を決済した最高責任者は銭谷真美初等中等教育局長(当時)で、この人は安部政権が、強行採決して、国民の多くの識者の意見も無視して成立させた愛国心教育基本法を作った中心人物です。ここの、どこが、中立性なのでしょう。こんな偏った人が、文科省のお偉いさんに何故なれるのか。政府の意向どおりに動くからです。それこそ本物の政治介入です。ここに政治的中立性など、在る分けないのです。
 とかい っちゃってなんて駄洒落云っている場合じゃありませんよ、渡海文科相。あなたが検定を変えさせないのは、政治介入の問題でなんかでなく、変えたくないからです。
 今まで教科書検定で、家永三郎先生が闘ってきたように、時の政府に逆らうような史実だけが検定不合格になってきたのは、国民多くの知る事実です。書き直しを云うのは、時の政府の意向だけを大事にする政府お気に入りの人々です。だって、政府の役人が選ぶのですから当たり前です。
 それも調子に乗って、明らかな、沖縄県民なら誰でもが体験者を知る沖縄戦の歴史的事実を歪曲したのです。
この罪は、この犯罪性は許されない。一刻も早く、訂正させるべき問題です。

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