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2007年10月15日 (月)

靖国派の「論理」の一つ、アジアの開放「論」のとんでもない間違い。

 後の結果は、最初の行為の正しさの証明には成りません。靖国派の人たちは、戦後アジアの独立国家の成立は日本の戦争のおかげだ、等と馬鹿げた発言をします。二十世紀は世界中で植民地が独立国家になった世紀です。希望を持って二十一世紀を迎えた私達は、ブッシュの先制攻撃論と、それに付き従う日本政府の態度で、ああ、また戦争の時代か、と悩みがちですが、世界の歴史は大きな波のように、新しい独立国家を含め、平和の主張が、そしてアメリカに従わない流れが大きなうねりとなって起きているのです。私達の周りの新聞、テレビ、ラジオが報道しないだけです。今の私達は、情報鎖国状態なのです。
 靖国派の人たちの云う「アジア開放」。どこが馬鹿げていて、どこが史実と違うのか。
馬鹿げていることは、そこの国民を殺しながら、虐待しながら、開放は在りえない。そこの国民を助けていたら、二百万人を超す日本軍の餓死者は、最終的に出なかった。ベトナムを最終的に独立させたベトナム解放戦線は、アメリカの非人道的、農薬枯葉剤を浴びながらも、国民の圧倒的支持があったから、どこに赴いても、餓死なぞしなかった。略奪もしなかった。レイプもしなかった。国民と共に戦う戦闘部隊は国民と共に歩んだのです。
 どこが史実と違うのか。彼らは、戦後発言した、日本の侵略国の「名士」の、独立を助けてもらったような発言を、後生大事に云いますが、彼国に、日本軍と闘う戦闘組織が出来上がり、それらが、日本の敗退の後、新たなフランスとか、イギリス、アメリカ等と闘って独立を勝ち取った事実は、彼らの言う、日本の戦争のおかげなどではない。その国の国民的戦いの結果を、日本のおかげ等と云うのは、日本人の持つ謙虚さにも外れませんでしょうか。
 日本に抵抗する武装組織は、フィリピン、、タイ、シンガポール、マレー、ベトナム等で結成され、勇敢に闘い国民的支持を得ていたことを無視しています。
 「開放」の為ですか、二百万人の餓死者までだした侵略国日本は、本当にアジア開放のための戦争だったと、云えるのですか。靖国派が尊ぶ天皇の出席する御前会議の記録も、「開放」の為の戦争ではないことを、まざまざと示す記録として残っているのです。以前のブログに書いて在りますが。

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