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2007年11月10日 (土)

ホームレス四人に一人が退役軍人(アメリカの話)自衛隊員の自殺も増加。

 アメリカの民間調査機関の調べで、アメリカでホームレス状態にある人の、四人に一人が、つまり25パーセントがイラク・アフガンの退役軍人であることが判明しました。18歳以上の人口に占める退役軍人の割合は11パーセント。ホームレスの割合は25パーセント、一般人の二倍以上の割合で、ホームレスに成っているのです。
 報告は理由として六つの原因を挙げています。 1 収入不足。 2 身体的な障害。 3 精神面の障害。 4 薬物依存。 5 社会的つながりの弱さ。 6 社会保障制度の欠如。
 一般的人がホームレスになる理由と変わらないものの、長期にわたって家族、友人の支えが無いことや、訓練・勤務からくるストレスなど、退役軍人には乗り越えなければならない課題が多いと分析しています。とくにイラク・アフガンからの帰還兵の置かれている状況は深刻で、20歳から24歳では失業率が15パーセントにのぼり、二万人以上が身体に障害を受け、イラク帰還兵の19パーセント、アフガン帰還兵の11.3パーセントが心的外傷後ストレス障害に悩まされています。インド洋に派遣された自衛隊員、イラクに派遣された自衛隊員の自殺者の増加も、このアメリカの例と変わりは無いでしょう。
 これが戦争の本当の実情なのです。仲間の身体が、目の前でバラバラに成ったり、罪も無い女性や子供を撃ち殺した心の葛藤は、普通の人たちには耐え難い苦しみとなるのです。ブッシュは直に人を殺しません。日本で戦前の社会は思いやりがあって、美しかったなぞと云う靖国派の連中も、今や、殆どが戦後生まれで、アジアで人を殺してきた経験の何も無い連中達です。だから美しかったなどと云えるのです。夢を、幻想を見ているだけです。  国内で働いていた人たちの過酷な労働条件、女工哀史に代表される搾取の酷さも、足尾銅山の鉱毒事件も、何も見えないのです。戦争する国になるには、国民の生活なんか考えていたら出来ない相談なのです。10年に一度の割合で戦争に明け暮れてきた明治以降の天皇制政治。最後は太平洋戦争です。天皇が国民の前に立ちはだかったのは、国民の前に存在を示したのは、明治時代からです。天皇が死ぬたびに、明治だ、大正だ、昭和だ、平成だなんて、時代区分が付けられたのも。
 時の権力者が、自分の正当性のために朝廷を利用し、朝廷も武士同士の争いを起こさせけん制していたのです。ここには権力者の利害が在るだけで、平民と(国民のこと)の接点成るものは、朝廷との間に何も存在しなかった。天皇を中心に仰ぎ統一が、文化が培われてきたなぞ、大嘘です。
 私は戦争を賛美、美化する人間たちを許しません。私の父は、中国、満州で子供に伝えられないようなことをさせられ、おまけに傷痍軍人にされて、母の一番下の弟は太平洋戦争で戦死したのです。今再び戦争を出来る国にしよう等と云っている人間達は、人間として最低の人間であります。

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