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2007年11月18日 (日)

不破さんの楽しい話をご紹介します。(世界の流れはどの方向にむかっているか)

 このお話は、不破さんが講演した一部を取り出して、全部面白いのですがここには書ききれないので、私が責任を持って趣旨にそって書きます。
 この講演は党の綱領の立場がどのように世界を見ているかを話したものです。
世界の動きを大きくとらえ、三つの視点から構成されています。 1 アメリカの力を過大評価しない。 2 ソ連崩壊後新しい活力を得た世界。 3 世界の大きな流れがどの方向に向かっているのか。
 これらの視点は実にリアルで、想像の賜物ではないことを実感します。
まず1の視点。日本の政界ではアメリカの力はすごいと思い込んでいる傾向がつよくあって、それが日本外交の政策方向をしばしば狂わせている。綱領が明確にしているように、今の世界はどんなに巨大な力をもった超大国でも、一国で動かせる世界ではない。実際すでに七年にわたるアフガニスタン戦争や五年にわたるイラク戦争の現状は、そのことを雄弁に実証している。おそらくブッシュ大統領は、アメリカは無敵だと思い込み、アフガニスタンとイラクの「敵」を片付ければ、アメリカ的価値観を中東全体に押し広げ、イスラム世界全体を自分の影響下に抑え込められる、こういう意気込みでこの二つの戦争をはじめたのでしょう。ところが、この戦争はご覧のような状況で、アメリカこくないでも、戦争はもうやめてくれという声が多数になるところまで来ています。そうなるとアメリカの世界戦略自体にも二面性が出てこざるをえない。なんでも先制攻撃一本やりでは解決しない。北朝鮮でも最初はこの先制攻撃論であふれていましたが、今は交渉による対話外交を前面に押し出したのです。対中国でも、アメリカにとって脅威となる国だと位置づけて勇ましい議論を展開したりしていますが、それだけの単純なやり方では現実の外交は出きず、アメリカと中国は戦略的パートナーと確認しあう。第一期ブッシュ政権ではネオコン(頑迷な右翼)が中心だったが、今やネオコンははずれて影響力は無くなった。自民党外交は、この変化を完全に見損ないました。それで、自分達としてはアメリカの戦略どおりの動きをしている積りで、気が付いたらアメリカ外交との間に溝ができてしまった。綱領の世界論の強さは、アメリカの力の評価も含め、全てをリアルに、事実に基づいてみているところ。日本のように、国の全体が体制的にアメリカへの従属下にあるくにでは、とりわけ重要だ。
 一の視点を書いたら、こんな多くに成ってしまったので、2と3の視点は、明日の記事にします。 

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