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2007年12月28日 (金)

一年をふり返って思うこと。

 今年も、毎日思うことを書き続けて参りました。今、国民が知らされなければいけないと思うこと、共に怒ろうと思うこと、共に喜びたいこと、色々でした。様々な問題が国民に突きつけられていますが、国民が大きな声を出していけば、政治を変えられるという状況を、皆さんが造ったことが一番の喜びです。
 この政治を変えるということは、国民生活全ての面に影響することなのです。出産、子育て、毎日の生活、毎日の労働。日本で毎日を一生懸命生きてきたお年よりの幸せと不幸も、病弱な方の安心も、生きていって良いという自信もを持てることも、みな政治の問題なのです。バリアフリーもまだ充分とは全然言えませんが、大きく前進はしています。政治を国民から遠くの、無関係のものと感じさせようとする勢力は未だ健在ですが、かなり追い詰められてきていることが事実です。薬害肝炎の和解は、年末に来て嬉しいニュースです。これも、間じかに控えた総選挙を意識した上での政府の妥協の結果であると私は思いますが、ここで妥協しなければ次の総選挙で負けるぞという危機感を抱かせた、患者さん、国民の運動の大きな成果だと思います。在日米軍再編も政府が思うような進捗(しんちょく)状態では在りません。莫大な税金を投入する再編は、多くの国民、基地を抱える自治体の抵抗に合い、札びらで頬を叩くような野蛮な政府のやり方に、全国的怒りが充満してきての結果です。
 教育基本法は改悪しても、現実に在る教育の困難を少しも改善できていません。全国一斉学力テストは強行しても、出鱈目な校長の多さが暴露され、間違いを、テスト中に暗に指摘するような実態が明らかにされました。
 教育基本法改悪の時、今の学校の荒れや、児童・生徒の学力低下、学ぶものとしての自覚の無さは、行き過ぎた教育基本法の個人の権利や、道徳心を教えない片寄りが原因だとまでいいました。私は世界で学力一番のフィンランドの教育現場の実態も記事にしましたが、戦後間もなく、アメリカの要求に応えて教職員攻撃を激しくし、教育基本法の実質的骨抜き政策を実施し、毎年文部省から出される「学習指導要領」によって教師とこどもをがんじがらめにさせ、競争原理からくる、こどもの競争主義を導入した、ここに間違いが在ることを主張してきました。
 憲法問題も根は同じです。政府が国の基本法である憲法をないがしろにしておいて、いや、守らないでいて、こども達に規則を守れといっても通用するほどこども達は馬鹿ではありません。この憲法も、戦後間もなく、教育基本法と同じ運命に遭うのです。アメリカの要求で、憲法第九条の骨抜きがまず始まったのです。警察予備隊、保安隊の設置。これアメリカの要求で始まった事実です。日本が九条を持っている限り、日本はアメリカの従属国だなどと云う「意見」を云う人たちがいますが、これ程歴史の、それもちょっと前の歴史の真実さえ知らないのか、惚けているのか、歴史の資料を含めて正視できない人々には私自身呆れた一年でした。今日本が九条を無くせば一番喜ぶのはアメリカです。その為の圧力もすごいものです。それさえ判らない。
 国民の餓死も、今年大きく拡がりました。これも、憲法第二十五条が生き生きと活用されない、殆ど死に体かしている実態を表しています。貧困の広がりも同じです。格差社会の問題もそうです。
 日本が世界に誇れる憲法を活かせば、多くの国民の抱える問題は無くせるのです。
 来年は、もっと頑張ろうと思います。『かわいそうなゾウ』を含め、新たな戦争反対、平和が大切をうたった曲を作ります。私のホームページ、「創作の箱」に来年五月ごろには、載せることが出来ると思います。
 

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