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2007年12月 4日 (火)

財界に「骨太」、国民には「骨皮」の方針を切り替えよ。

 福田首相の経済財政諮問会議が来年度の「予算編成の基本方針」をまとめましたが、小泉氏以来の「骨太の方針」を引き継いでいる為、国民には「骨皮の方針」となっています。
 歳出削減といえば、社会福祉費しか浮かばない片寄った方針が打ち出されています。
本当に削減する費目は他に無いのでしょうか。本来私は、憲法上からも社会福祉費は予算上一番大事にされなければいけないと費目だと思います。天皇条項、戦争放棄条項の次に社会福祉は掲げられているのですから。
その費目を狙い撃ちして削減対象にするのは、根本的誤りだと考えますがでも他には、本当にもう無いのかを検討して見ます。
 「基本方針」は「無駄や非効率を放置したままで国民に負担増を求めることは出来ない」としています。
日本の社会保障給付率(国内総生産比)はイギリスの四分の三。ドイツ・フランスの三分の二以下です。更に問題なことは、社会保障は「無駄や非効率」と無縁なものです。憲法上の規定にかかわらず、国民の生活そのものを守る基本的土台ですから、そこに「無駄や非効率」成る考えを持ち込むこと自体が国家としての責任放棄なのです。国民に際限の無い貧困を押し付ける切り札になるのです。今大問題に成っている軍需産業と癒着して、大幅に水増しされている軍事費は何故削減の対象にもならないのか。大臣や政治家は口をぬぐって真実をしゃべらず、何故削減の対象にしないのか?車のあまり通らない道路を作り続ける道路特定財源は削減の対象に何故ならないのか?大企業・大資産家減税は、何故見直しされないのか?大資産家から税金を取ると一生懸命働く気力が無くなる、なんて云うのは、理由になりませんね。国民は一生懸命働いても、生活保護以下の収入200万円以下の人が一千万人を超えたのです。(国税庁の調査)これこそ、働く意欲どころか、生活さえまともに出来ないのですよ。私はこれらの本当の無駄こそ、削減の対象にしなければいけないと思います。
 これまでも、何故だか人気のある小泉首相の時から、社会保障費は02年度三千億円減らしたのを皮切りに、毎年二千二百億円ずつ減らしてきたのです。これを更に07年度から今後五年間減らし続けることも、盛り込まれました。一体国民になんと説明するのでしょう。さっき私は、一千万人を越える保護基準以下の収入のことを書きましたが、「これは働いてる人より高い生活保護はおかしい」という屁理屈を持ち出し、生活保護費をもっと下げようとまでしています。貧困所帯にあわせて、生活保護費をもっと下げろなどとよく云えたものです。「骨太の方針」を主張する人たちには、骨が太いだけで、血が通っていないのです。国民を貧困から救う政治に転換しなければ、日本の未来は先細りになります。憲法25条「健康で文化的最低限度の生活を営む権利」を守らせ、人間らしい雇用と生活を取り返しましょう。

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