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2008年1月16日 (水)

保育所の実態を告発する。保育士に全て押し付ける現状は、安全な保育を保障しない国の無責任政治の現れ。

 全国にたくさんある公・私の保育所。保育所の存在は、こどもを持つ働く家庭にとっての大きな安心の場所です。でも、私達はその現場の実情を余りにも知らないし、知らされていない。
 大阪の公立保育所の場合。保育士さんたちの休憩もままならないし、休憩する部屋さえ無いのが現実です。私の手が病気で動かなかった時期、一時アルバイトした夜間動物病院でも、夜の7時から朝の8時までの長時間労働でしたが、テクニシャン(看護士さん)達の休憩室は在りました。その部屋は、ちゃんと病室全体が見える部屋で、何か変化が起これば直ぐ対応できる部屋でした。それなのに、人さまのこどもを預かる保育士さん達が、身体も休めない状態なのです。45分休憩を取れと所長は云います。その間、所長がこども達の世話をする訳ではありません。結果、20分程度の休憩、場所は更衣室です。更衣室は着替えをする部屋で、休憩するのとは全然、視界的にも違います。休憩していても、こども達の異常な変化を察知できない部屋では、休憩もままならないのです。ここまでは休憩の問題です。
 今度は、こどもを安全に過ごさせ、その限られた時間の中で成長させ、親に渡す仕事なのに、ここに効率的にこどもと接していたかという、効率主義があることです。人間のこどもをみるのに、効率的で良いのか。これは学校教育でも云われていることですが、根本が間違っています。更に、「効率的」に上司がみた人ほど、給料もアップしていく。それでは丁寧にこどもに接していたら、馬鹿をみる結果になりますでしょ。大体から、最初から保育士としての免許を持っている人たちです。そんなに、いい加減な免許制度なのか。要は、人を競わせて給料を出来るだけ下げる方向に持っていく思想の結果なのです。
 今度はこどもをみる施設の充実度です。夜間保育をやるぞと叫んでも、ベッドを置くスペースが無い。それでもやるぞと叫べば、保育施設の建物の構造改革をしなければ出来ない。嘘の「構造改革」は出来ても、本当の改築を含めた構造改革はする気も無いから、保育士の労働強化と、いい加減な、例えば夜間ならば、ベッドの上の消火設備は当たり前なのに、どんなホテルでも在りますよね、それさえ設置せずに夜間保育の実現だと騒ぐ。
 これらは保育士さんの問題だけでは全然無いのです。大切なお子さんをみてくれる施設なのです。そこで働く人々が、より働きやすくすることは、こどもの命に関わることなのです。そこに無関心な行政は、政府を含め、国民一人ひとりを大切にしない犯罪的行為なのです。皆さん、考えて下さい。

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