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2008年1月 4日 (金)

奨学金(無利子枠広げず)十万人の高校生の悩む春。

 世界的に教育費の無料化が進む中で、日本政府は日本育英会を廃止し、教育ローン化を推進してきました。
私が、大学に進学できたのも、日本育英会の奨学金が在ったからこそです。親の収入が少なくても育英会は貸してくれました。育英会に代わった日本学生支援機構は、有利子奨学金と無利子奨学金制度を合わせ持っていますが、有利子奨学金枠は七万四千人増やしましたが、無利子奨学金枠は千人増とほぼ据え置きました。
 無利子奨学金の貸与基準を満たし申請している高校三年生は年々増加しています。成績と家庭の収入を貸与基準とする申請者の増加は、まさに自公政府の格差社会造りが原因です。その格差社会を固定的にしてしまうのが、まさに教育を受ける権利さえ、貧困家庭の若者から奪うことです。今年は十万人の高校生が無利子枠の基準にはまりながらも受けれない状態になりました。経済的不安を抱え進学を諦める高校生もたくさん生まれるでしょう。合格しても、バイト漬けの生活を余儀なくされる大学生も増えるでしょう。
 若者の、勉強する権利を一体誰が奪う権利を持っているのでしょう。主権者は国民なのです。憲法を勝手に放棄出来る者など存在する社会では無いはずなのです。憲法を守ろうは、決して第九条だけでなく、国民の命と、生活と、教育を受ける権利を守ることなのです。けっして他人事ではないのです。
 若者の将来を大切にし、希望に満ちた国づくりに転換する必要性は、もうここまで迫っています。

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