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2008年3月18日 (火)

チベット自治区の騒乱について。現在の私の感想。

 中国チベット自治区で起きた騒乱に対して、私が現在知る限りの情報で感じたことを書きます。
 北京で記者会見したチベット自治区のシャンパ・プンツォク主席はラサで起きた騒乱事件処理過程で公安と武装警官は「いかなる殺傷武器も使用しておらず、発砲もしていない」と語り、更に、騒乱鎮圧にあたって軍隊は出動していないと話しました。またラサ市内は「平穏になった」とも言いました。また「七・八十人が死んだとの情報デマ」だとも言いました。
 中国共産党チベット自治区党委員会と自治区政府は15日、指導幹部大会を開き、同党委員会書記は「事件はチベット独立・分裂勢力が策動した社会秩序の破壊」であるとし、チベット仏教の指導者
ダライ・ラマ14世の勢力を非難しました。そして「事件には深い政治的背景と、複雑な社会的背景がある」との認識を示しました。
 中国共産党機関紙、人民日報は「ダライ・ラマ集団によるチベット社会の安定破壊は失敗する運命にある」との新華社通信の論評を掲載。「世界のいかなる国も”チベット亡命政府”を承認していない」と強調し、今回の事件の発端はラサのデプン寺で10日、僧侶約三百人が「法を無視して」騒ぎを起こし、これを阻止した都市管理当局者を僧侶が殴打した結果、衝突が発生し、セラ寺やジョカン寺の僧侶も巻き込み騒ぎが拡大したと伝えました。
 インド北部ダラムサラに拠点を置く非政府組織(NGO)の「チベット人権民主化センター」は16日、中国治安部隊が15日からラサで家宅捜索を実施し、これまでにチベット族住民数百人が拘束されたと発表し、元政治犯も既に全員収監されたと言います。同センターが入手した情報によると、ラサの通りでは、武装部隊や戦車が至る所で警戒。治安部隊は家屋を一軒一軒くまなく捜索し、若者を中心とする「容疑者」を次々連行しましたとのことです。
 一方、チベット自治区外事弁公室は、外国人の自治区への立ち入りを当分認めないとし、現在区内に滞在している外国人に早急に退去するよう求めています。
 私の掴んだ情報量は今書きましたようにごく僅かですが、何か全体像が掴めないのです。誰かが誤魔化しているという印象を拭えないのです。今の段階では誰とかは判りませんが、私に言わせれば、社会主義を目指す国で起こった事件ですから、なお更のこと、世界の人々に判りやすい説明をする大切な義務があると思うのです。世界の社会主義者、共産主義者(同義語です)が、困難を抱えながら目指している社会、資本主義の下、貧困と不安を抱えて生活している世界の人々に明快な、不安とは無縁な、誰が見聞きしても素晴らしい国家の姿を示して欲しい。
 私はまず中国政府にに要求します。ダライ・ラマ一派の策動と言うのなら、それをきちんと誰にでも判るように明らかにして欲しいのです。ラサのテプン寺で僧侶が当局者を殴打したとの事。これが発端だと言うことですよね。殴打された当局者がそれに対して何かの行動を起こさないと、その騒ぎが拡大することは無いはずです。どんな行動をしたのかを明かさないと、真実は見えてきません。
 更に軍隊は投入しなかったのですよね。でも、NPOの報告では、戦車がいたるところにいるのです。
これらに対して、世界の人々が納得できる説明を、同時に何故外国人の退去を求めるのか。これらに答えないと、中国の信用を世界から失墜させます。それが、中国一国の信用なら構わないのですが、困難な中、闘う人々の信用まで突き崩してしまうとなれば、それは、してはいけないことです。

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