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2008年3月23日 (日)

列島に渦巻く怒り。2006年自公の決めた後期高齢者医療制度。

 人間の尊厳を破壊する後期高齢者医療制度の四月実施を前に、日本列島を縦断する怒りの渦が起きています。この制度は2006年、自公政府が強行した、医療制度改悪のひとつです。厚生労働省の電話は抗議の電話と問い合わせでパンク状態です。
 この制度、知ればしるほど非人間的制度で、決して医療制度などと呼べる代物では在りません。
七十五歳からは、今までの保険から脱退させ、強制的に高齢者だけで維持する「保険制度」に入れられるのです。このことを見ただけでも、無理な制度であることがお分かり頂けると思います。多くの高齢者は、新たな収入源が年金です。このままだといずれ高齢者になる私も保険料を年金から天引きされるのですが、社会保険庁から来たお知らせによると、四万二千円が私の一ヶ月相当の年金額です。そこから、介護保険料、「後期高齢者」保険料と天引きされると、一体どうやって生活すればよいのでしょう。当然体も弱ってくるでしょう。病気にもなりがちに成るでしょう。年金全額でも、生活できない額なのに。ですから、この制度は、いずれ歳をとる若者も含め、国民全体に関わる制度なのです。更に今の若い労働者は無年金の人も多いのです。
 重大な問題はここから先に書くことに在ります。
  1 年金額が一万五千円以下の人は、年金天引きでなく払い込みですが、今まで所帯主の扶養家族になっていて、保険料を払っていなかった人は、自分で保険料を払えなければ、所帯主が支払う義務が生じます。保険は「別口」でも、取立ては一体化されているのです。そして一年間滞納して、悪質滞納者になると、保険証取り上げて、資格証明書が発行され、病院窓口で一旦全額払わなければ成りません。そんなの、払えれば滞納なんかしません。要するに、病院に掛かるなということです。今までは、高齢者からの保険証取り上げは禁止されていたのです。
  2 手抜き医療体制。政府は「74歳までと変わらず、必要な医療を受けることが出来る」と宣伝していますが、診療報酬の新しい体系が出来、医療費削減を狙っているのですから、最初からこの宣伝は嘘です。七年後に三兆円医療費を削減する計画で、その内二兆円は高齢者医療費分です。十七年後には八兆円も削減する計画ですが、その内五兆円は高齢者医療費分です。こんなに削減して、今と同じ医療を受けられる訳誰が考えても在りえません。
  3 健康診断など後期高齢者は無駄。舛添大臣の発言にハッキリ現れています。
「健診による予防効果よりも、本人の残存能力をいかに維持するか」。
  4 葬祭費も減額になります。
国保や健保では加入者が死亡すると「葬祭費」が支払われますが、「国保より低く設定」されます。例えば宮城県の例。後期高齢者の葬祭費を五万円にしました。同じ自治体に住んでいても現在の七万~十万に比べて安いです。長生きしておめでとうではなく、「無駄に長生きしたから葬祭費も減額だ」。まるで罰則です。
  5 許せぬ発言、厚労省担当者。
「この制度は、医療費が際限なく上がっていく痛みを後期高齢者が自ら自分の感覚で感じ取っていただくもの」だ。
こんな制度を考え付いた自民党、公明党の、尊厳ある人間の老後破壊を断じて許してはいけません。

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