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2008年4月16日 (水)

何でもお金儲けと結びつける貧困な発想が、世界一高い日本の学費制度を作ってきた。

 日本の大学の学費は、世界一高いことで知られています。初年度納付金を幾つかの国と比較してみましょう。
日本 私学130,5万円、 国立81,7万円。
アメリカ 州立50万円。イギリス 国立22,9万円。フランス 国立1,9万円。ドイツ 州立1,8万円。
フィンランド、デンマーク 国立 0円。
 何故日本は高いのでしょう。そこには、学問を学ぶこと自体に対する大きな価値観の違いが在るからです。
世界は学費無償化に動いていますが、高等教育は、平和や環境など、21世紀の人類的な課題を解決する人材を社会に排出することが求められているからです。ですから利益を享受するのは社会全体なのです。ですから、無償化に向かっていくのです。
 日本はどうか。何事も「受益者負担」の名において、ことが運ばれます。高等教育を受けるのも、本人が利益を享受するという考えです。良い就職に就けて、高収入を得られる。学問的発見をし、その人が良い立場を得られる。全然発想が違いますね。社会貢献になるという見方が全然出来ない。学費ゼロ円のフィンランドや、デンマークと比べると判り易いのですが、どんな職業についても、それ程収入が違わないのです。国会議員に成るとお金が稼げる訳でもないし、お医者さんに成ると、ペンキ塗りの職人さんよりそれ程高収入になる訳でもない。個人が、自分にあった、したい職業に就いて生活していくのです。日本でも、職業に貴賎はないと教えられて来ましたが、現実は貴賎どころか格差ですよ。それも、まともには働けない。いくら高等教育を受けていても、「あんたが馬鹿だから」と云われて、「受益者」にも成れない。大学院を卒業しても、まともな働き口が無い現実なのに、もう「受益者負担」は通りません。

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