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2008年4月 3日 (木)

戦争中は「お国の為に死ね」やっと生き残って長寿になるとまた「財政が大変だからお国の為に早く死ね」こんな国の何処が愛せるのか。

 中央教育審議会の答申がもうじき出ます。前回の部会の素案は「我が国や郷土の伝統・文化を受け止め、それを継承発展させる教育の充実」としていた部分を「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに・・・」に変更されました。
 伝統音楽をする人間として、彼等に勝手に「伝統」なんて云って欲しくないし、彼等の云う「伝統」は明治以来の、絶対主義的天皇制中心の時代からの「伝統」であり、永い日本の文化からみれば、ほんのこれっぽっちの爪の垢にも満たない僅かの時間に限られた「伝統」だけです。この時期の支配者の思想にしがみついた発想なんかで、日本の「伝統と文化」などと云うべきでは在りません。中教審に伺いたい。どんなことが伝統なのですか?
どれが文化なのですか?
 私は伝統というのは、古くに発し、今なお作られ続け、発展していくものだと理解しています。それが、やがての伝統の一部を構成していくのです。その間に伝統に成り損なったものは消滅していきます。ですから伝統程、新しいものはないと私は理解しています。ですから古い、昔の不合理なしきたりや、不平等な制度を含め、現在の国民に通用しない事柄は、いずれ永い伝統と言われるものから淘汰されていく存在でしかないのです。そのいずれ淘汰される、伝統に成り損なった事だけを抜き出して、「伝統」「伝統」と云われては間違いです。
 現在も、作られていくものですから、当然現代人の心に打って響くような事でなければ、伝統として残り、受け継がれるはずは無いです。現実に今の国家が狙っているのは、明治時代の支配者、絶対的天皇制を維持した思想を含む、実に非近代的思想と、それに叶う国家制度をまた復活しようとするものです。
 何故非近代的かを指摘しましょう。
1 国の主権者は国民では無かったのです。皆国民は天皇の家来だったのです。自分の所属している国の現在 も未来も、国民には決定権が無かったのです。これって今の世界では考えられないことです。
2 女性には権利が何も無く、男性が限られた中でも色々な権利を持ち、女性は選挙権さえも無かったのです。
3 家父長的父親に、絶対的権利が集中していました。
4 結婚の自由も個々の両性には在りませんでした。
5 身体に障害を持つと、世間様に恥ずかしいと社会から隔離され、家の中に閉じ込められました。
6 徴兵検査で不合格になると、役立たずと言われ、その人の世間体が一挙に破壊されました。

 このくらいで充分でしょう。現代社会では当たり前なことが、許されなかったのです。
それでもまだ彼等の主張の矛盾点を書きましょう。男が偉いとか、家庭の教育が大事だとか、彼等は云いますが、夕食を家族揃って食べられるような、家族団らんを作れるような労働実態ですか?残業をしないで夜七時には帰れる労働実態が在りますか?男性だけの収入で、文化と自由を味わえる事が出来る社会ですか?こどもが塾に通わないで、夕食を家族と一緒に笑いながら、色々の話をしながら共に出来る教育社会ですか?全部実態は違います。 お年寄りを大事にするのは日本の、世界の普遍的伝統では在りませんか?働かない、社会でお金を稼がないお年よりは、出来れば早く国の財政が厳しいから死んでくれ。こんなの世界で在りですか?日本人の お年よりは思いやらないけれど、アメリカ軍は、日本に居てもアメリカ本土と同じ心地よい生活をして欲しいから、思いやるのですって。どこの国に主眼を置いた思いやり予算なんでしょう。そして、心地よく、居心地よくして頂いて、アフガンや、イラクで人殺しを思うようになっさって下さい。
 私は長く書きすぎた。見出しに書いた現実を、更に今の、現在の時点で考えて頂きたかったから・・・

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