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2008年5月15日 (木)

四川大地震から緊急に何を学ぶのか。

 大自然のエネルギーの大きさを、これ程までに示した例が今までに在ったでしょうか。震源域を中心に一千万人を超す被災者が出ています。心からお見舞いを申し上げることしか出来ませんが、明日はわが身の日本で、国は首都直下型地震の死者を一万三千人と見越していますが、これが最悪被害だそうです。近畿圏四万二千人。名古屋一万一千人。私は、この数値は全然甘いと思いますが、更に深刻なことは、日本は活断層の直近に多くの電力会社が原子力発電所を設置しています。それも予想震度が実際より低く想定されていることが明らかに成っています。世界中で、活断層の直近に原子力発電所を設置許可している国は在りません。日本だけです。
 何故そのような事態に成ったのでしょう。それも地震大国日本で。活断層の研究を真剣に政府がしてこなかったことが第一です。それと、電力会社の言い成りに政府が成っていることです。元々世界的に原子力発電は大きな危険を伴うのです。核爆発のエネルギーから電力を生み出そうというのですから原理的にも、危険なことは百も承知でした。ですから反対運動も起こり、人口の少ない土地に電力会社は設置したのですが、人口の多さ、少なさの問題では無いと私は断じます。何か事が起こった時に、被災する人口が少ないから良いというのは間違っています。同じ一つの、掛買いの無い大切な命ですから。ですから世界の流れは原発廃止の流れなのです。自然エネルギーによる発電の道を探求してきたのです。
 日本で、四川大地震の規模の地震が起きたら、それも原発近くで起きたら、その被害は想像を絶するでしょう。地震被害に、核被爆被害が重なるのです。それが現実の日本の置かれた現在の立場なのです。明日は我が身は今日のことなのかも判らない段階なのです。この事態を深刻に受け止めて政治は行われていません。
 国民の生命に関わることなのに、具体的な方策は何もしていません。宇宙の軍事利用より、自衛隊の海外派兵恒久法より、道路特定財源の維持より、国民の直接生命に関わるこの事態を真剣に考えていません。ここに、自公政府の国民に責任を持たない、国民の安全に責任を持たない、国民生活にも責任を持たない、非科学的思考が現れています。昨日の私のブログでは在りませんが、科学と無縁な思い込み思想に政府自身が犯されているのです。
 偉大な物理学者アインシュタインの手紙が発見されました。1954年1月3日付け。ドイツ語で書かれたその手紙は哲学者ヱりック・グードキング氏から贈られた宗教に関する本へのアインシュタインの返信です。
 「私にとって『神』という言葉は人間の弱さの産物という以上の何物も意味しない。聖書は原始的な言い伝えで、非常にこどもっぽい」
 自公政府に科学的論理立ては通用しないのが当たり前かも知れません。公明党という宗教政党に支えられているのですから。でもそれは無責任な道です。

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