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2008年5月26日 (月)

ミャンマー軍政の異常と、軍政というのもの本質をそこに見る。

 中国四川大地震が大きな被害を出しましたが、国連の担当官が「このような大規模な、かつ迅速な救援は、現在の世界で中国のようにできる国は他に無いだろう」と言ったぐらい確かに早い救援と、国際支援の受け入れで、巨大な天災のなかで、人災部分を極小に抑えたことは心からよかったと思います。学校も開校されだしました。こどもの笑顔も戻りつつあります。もっと長期的目をもって検証した時には、巨大地震の巣であるこの地域として、建造建物の耐震性はどうだったか?というような今後の課題的問題点も出てくるでしょう。しかし、日本と違って発展途上国の問題も在ります。これからの再建と、生きていく人々へのケアを含め、世界的救援と援助、そして中国政府の適確な対応を期待します。
 一方、それ以前に起きた巨大サイクロンの被害に遭ったミャンマーの災害は、天災の上に、軍事政権による人災が大きな惨状を招いています。災害復旧どころか、正確な状況さえ判りません。世界の中の一国という意識が何も無い軍事政権国家ミャンマー国民の悲劇を感じます。これは間違いなく、人災の部分を巨大化しています。フランス軍の救援物資を載せた船も、隣国タイに荷物を下ろして帰りました。軍事政権が受け取りを拒否したからです。国連と救援受け付けでやっと合意して、今日からミャンマー軍事政権はビザ発行をするはずでしたが、その唯一の事務所が火事で燃えて無くなりました。火事の原因を軍事政権の担当官が調べているそうです。
 軍事です。軍事政権です。軍隊が合法的政権をクーデターで無理やり倒し、国の名前もビルマからミャンマーに変えてしまいました。有名なビルマが無くなったのです。当然軍事政権ですから、これは何処の国の場合も適用できるし、過去の歴史にみる軍事大国にも適用できるのですが、軍事を大事にすれば、国民生活は大事にされない事実を、目の当たりにミャンマーは示しました。国民の救援さえも、軍事政権の権力誇示に利用したのです。国民が疫病に罹ろうが蔓延しようが、この疫病もマラリヤ・コレラ・赤痢・伝染性の強烈な、不潔なところを好む病気が蔓延していても、軍事政権の国内だけの誇示の為に、「救援物資を届けているのは軍事政権だ」、たったこれだけの為に、多くの国民の死も問題にしない。
 何故軍事国家は国民の生活を大事にしないか?
軍備は費用が、お金が莫大に掛かるのです。単純なこといえば、爆弾作るだけでも、一人の国民の最低生活費よりは掛かります。装甲車作るには多くの国民の最低生活費より掛かります。戦車一台作るには、もっと莫大な費用が掛かります。それも、極少数の単価だけで判る事です。私がここで挙げた例は大昔の戦争の武器だけです。わざわざ、大昔の例を引っ張り出したのですが、これだけでも国家予算を使えば、国民生活の為なんか考えられないのです。こんどのサイクロン災害に対するミャンマー政府の取る立場にアメリカのブッシュは、何か強く云いましたか。私には記憶が無い。アメリカが支持してでっち上がった軍事政権ですもの。そのアメリカは、自国に起きたハリケーン被害にさえ何の手立てもしない軍事国家ですもの。
 これでお解かりでしょう。軍事を大切にすると、国民の生活は台無しになるのです。どうでも良くなるのです。さらに良いことは、貧乏による徴兵制まで完成できるのです。元々貧乏が出発点ですから、給料もそんなに払いません。何も稼げなかった時より、満足させれば一時すむのです。でも、命を投げ出すことを知るまでは・・・
 それを知ってしまった普通の若者は、自棄になり、普通社会のはみ出し者になるのです。その先に待っているものは、良くてホームレス、最悪な場合は殺人犯かレイプ犯です。よき若者がそうなるのが軍事優先国の国民です。歴史も、それも日本自らの歴史が語っています。

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