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2008年6月 9日 (月)

秋葉原無差別殺人事件に想う。1。

 この十年か?もう少し前からか?
日本で異常な事件が物すごく多くなってきたと想われませんか。普通の頭ではもう付いて行けないほど。
 その度に議論が出るのは裁判における刑罰の軽さと、少年法の改定と、少年法の適用年齢の低年齢化、即ち、少年犯罪が残酷事件に繋がってきたから、少年法の適用範囲を狭め、大人と同じ裁判を受けさせようとすること。こんな議論が出るだけ。でも、全然減らない。増える一方。
 少年審判制度も変える。今までは、被害者の家族は少年審判を傍聴出来なかったのですが、今度は傍聴を認めることになります。多くの皆さんはご存知ないかと思いますのでここに書きます。
 そもそも少年審判制度は、犯罪を犯した少年の更生を目的に出来ている制度です。ですから狭い十畳ほどの部屋で、裁判官と少年が非常に近い位置で対面し、少年の心の奥底まで対話できるような設定がされています。少年の親も発言する機会があります。それらの隠された心のひだまで裁判官が感じ取り、素直な心を少年に開かせ、色々な問題点を明らかにしていき、少年院送致か、少年鑑別所送致かなどを、裁判官が決めるのです。
 もし、ここに、被害者の家族が傍聴していたら、少年の本心、たとえ間違っている本心だとしても、それを少年が語ることが出来易いでしょうか?決して出来易くなったとは言えません。むしろ、その本心を隠す可能性が高くなるであろうことは目に見えています。すると、裁判官は、少年の心のどこに問題が在るのかさえ掴みにくくなります。家族の発言も同じです。被害者の家族の目の前で、少なくとも本心を言える可能性は少なくなります。例えば、少年の親までもが、意識として問題点を持っていたとします。正直な親の考えは聞けなくなります。裁判官は、全て正直な、素直な意見の中から、少年の或いは家族の問題点を明らかにし、少年が一番更生出来る道を探るのです。これが刑罰ではない少年法の理念なのです。私はこの理念を支持します。
 さて。私は昨日の秋葉原での無差別殺人事件をニュースで見たとたんに、煮えくり返るような怒りを感じました。
何でだ!こんな非道な事件がまたもや起きるのだ!私はキーボードを叩きつけるようにしてブログをあげました。
 皆さん、お考え下さい。日本で、こんな変な、とても許せない犯罪が、いつ頃からこんなに多くなったのかを。
ホームレスの人を焼き殺したり、刺し殺したり。まだまだ小さな少女を猥褻目的で誘拐して殺したり。女性がストーカーに殺されたり。お年寄りが現金欲しさの強盗に在ったり。タクシーの運転者さんが、僅かな売上金で殺されたり。誰でも良いから殺したかったと云う犯罪が起きたり。今度の秋葉原の事件もこれです。同時に死にたかった。
 これ程多いのは、日本人が急激に異常に成ったのでしょうか。少年が異常に成ったのでしょうか。確かに異常です。私もその様に思います。ちょっと古いお年よりの一部は、「戦前徴兵制の在った時には、こんな変な事件は起きなかった」と。これは60年以上前のことを云っていらっしゃるのですが、本当はみな兵隊にとられて外国で人殺しをさせられたのです。人殺しを国が勧めたか、個人が勝手にしたかの違いしか在りません。
 そうすると、現在の日本のこの異常は何が原因なのでしょう。事実には必ず原因が在るはずです。戦後の教育が悪かったも一つの理由付けにはなるでしょう。でも、ここ十年チョッとではないですか、こんなに荒れ狂っているのは。そうすると、これもチョッと説得力在りません。
 原因を探るためには、引き続いて起きている異常な事件の内容を見てみましょう。共通して言えることは、自分より力の弱そうな相手を被害者に仕立てている事です。決して、素人がやくざを殺したとか、警察官を狙って殺したとか、自衛官を殺したは余り在りません。それが目的とすれば全然無いかもしれません。結局弱いものいじめです。自分の「心」を発散できる相手は弱いものなのです。ここに今私たちが生きている世の中との共通点をお感じになりませんか。私はここに腹が立ってしょうがないのです。私たちは、今度の事件の傍観者ではない事、よそ様の異常者がしたことではないこと、自分の中にある傍観者意識が招いている事を告発します。
 亡くなられた方へ心より哀悼の意を捧げます。被害に遭われてお苦しみの方へお見舞い申し上げます。

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