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2008年6月17日 (火)

幼女誘拐・殺人犯宮崎の死刑執行に想う。

 1988年の8月から89年の7月、11ヶ月の間に四人の少女を殺害し、一人の少女には性的虐待をして、06年1月に死刑が確定していた宮崎勤死刑囚の死刑が今日(6月17日)執行されました。一人の人間の死を知って、私は合掌します。
 執行許可を出し法務大臣は、鳩山邦夫氏です。「死刑の判決を受けた人間は、自動的に執行できないのか」という発言で話題に成った法務大臣です。今回発言して「粛々と執行させていただいている」。
 宮崎勤は、社会的に、許せない犯行を、数々行いました。生きている人に手をかけたことは人間の持つ尊厳を奪ったし、自分より力の弱い者だけを襲った事は何としても許せません。私は精神科医でもないので、大したことは何も言えませんが、彼が、自分より弱い者だけを襲った事実が、彼が事の深層は理解できていたと判断するべきだと思います。その他に、彼が精神的に病んでいたことは在るかも知れませんが。
 私はこのブログで何回か同じ発言していますが、鳩山邦夫氏は、お坊ちゃまだと。確かに私は、今度の執行許可をみても、その想いを強くしています。このお馬鹿ちゃまは、最高刑、死刑制度が何故在るのかさえ理解していません。死刑制度賛成、反対を抜きにしてもです。ご本人の言葉どおり、「粛々と」執行しているのでしょう。
 粛々を使うならば、自らの考えではどうにも成らない、現場の執行者、即ち拘置所の職員の方が使う言葉です。
刑務所には死刑台は無いのです。拘置所だけに在る死刑台。拘置所配属になった刑務官の心の葛藤も知って、その上、 というのは、社会の規律を守るためだか何の為だか判りませんが、実際に一人の人間を、どのような理由が在ろうが自分の手で殺さなければいけない苦しみを判って、それでこそ法務大臣は本来務まるのです。
 私は、死刑制度には反対です。ましてや、鳩山邦夫氏みたいな、刑罰は何故在るのかさえ理解していない法務大臣しか選べない政府の基で、ハッキリ言って無責任な大臣しか選べない政府によっての、死刑執行は凍結するべきです。廃止する事は在りません。凍結するべきです。
 殺してからの冤罪は、償いようが在りません。冤罪のことも良く判らないお馬鹿ちゃんです。粛々と実行という言葉だけで、何の考えも無い事明らかです。
 もともと、死刑は国家が認定する合法的殺人です。こいつは人殺しだから、殺してしまえが死刑の本質では無いはずです。ですが、死刑確定からこんな短い期間での執行は、それと変わりません。何も自分の犯したことと真正面から向き合えずに殺されていくのです。そして、もし、チャンと向き合えて、反省し、人間の心を取り戻せた人は、それから死刑台に向かうのです。多くの死刑関係者が語ります。「こんな、素晴らしくなった人を、何故殺さなければならないのか」と。
 皆さん、死刑制度に賛成な方も、自分の父親が今日、人を処刑してきたと聞けば、あんまり気持ちよくは無いでしょう。この想いの現実の上に成り立っている危うい制度が死刑制度なのです。

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