« 安保条約必要と思っている方こそ、是非お読み下さい。これから「安保条約の真実」として書きますので。 | トップページ | 名人杵屋和以師の死を悼みご冥福を祈ります。 »

2008年7月15日 (火)

歴史的行動、全国で漁民がストライキを行いました。(安保の真実の2)

 際限のない燃料費高騰に抗議し、国による直接補填を求めて全国の漁民が一斉休業、ストライキを決行しました。日本の歴史上初めての漁民の全国一斉ストライキ。漁業労働者の生活が最大のピンチにおちいり、それが国民の食の確保に大きく関わることを、全然自覚せず、なんのまともな対策も講じられない無策な政府。
 洞爺湖サミットでは、投機資本の動きに対してなんの方策を打ち出せなかっただけでなく、むしろ資本の自由な活動は経済を活発にするという宣言まで出しました。アメリカに拠点を置く投機資本の規制さえ問題にも成りませんでした。尤も、アメリカは世界中で明らかに成っているこの投機資本の実体経済と無関係な物価押上げを未だに認めていません。原油価格の高騰も、産油国の原油放出が少ないからだと云っています。しかし需要と供給は現在保たれているのです。本当の原因をあえて見ないアメリカ、従属国日本には、真の解決は出来ません。
 銀行破たんに対して、政府は税金をつぎ込み助け、そして結果として外国資本にただ同然で売り渡しました。その時の税金投入の理由は、預金者(国民)保護が名目で強行しました。
 今度の漁民に対する直接補填を拒否している理由は「日本は資本主義国家だから個人補償はできない」。この一点張りです。預金者保護を名目に資本主義国家である為にできないと云うことを合理化し税金をつぎ込んだのと、今回の漁民の要求に対する拒否は何処が違うのでしょう。預金者保護と同じように国民の食の確保と一体になった大事な問題なのに。
 簡単なお話しをしましょう。銀行が破綻すると一般預金者が困るから税金を投入したのではないのです。これはあくまでも税金で処理するための建前だったのです。銀行業界全体を捉えてみれば、全ての銀行が不良債権を抱えていたのでは在りません。ですから一つの業界として考えれば、業界内で資金を出し合い解決すべき問題だったのです。それを、あたかも国民全体の大問題のようにして国民の不安を煽り、税金を投入するのが苦渋の選択のような顔をして銀行業界を助け、それも、アメリカの要求でしたことなのです。ですから結果は、再建された銀行の一部は、ただ同然のようにアメリカ資本に差し上げられたのです。
 漁民の要求は原油高騰費の直接的補填です。従って、結果としてどこかの外国資本に売り渡せるような商品では全然在りません。いくら国民の食を供給している国民にとって大切なことでも、ここでは国民の食材保護の為に税金を投入するとは口が腐っても絶体云わないのです。国民と漁民の為にしか成らない、噴飯物の「商品」の為には税金は投入しないのです。
 漁民の立ち上がった姿は、私たち現実に作物を作らない都市生活者の生命を守る姿でも在るのです。
 この歴史的行動に私は感銘した。同時に、無策な自公政府の非国民的態度に腹が立ちました。

|

« 安保条約必要と思っている方こそ、是非お読み下さい。これから「安保条約の真実」として書きますので。 | トップページ | 名人杵屋和以師の死を悼みご冥福を祈ります。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 安保条約必要と思っている方こそ、是非お読み下さい。これから「安保条約の真実」として書きますので。 | トップページ | 名人杵屋和以師の死を悼みご冥福を祈ります。 »