« 決定的場面での日本共産党の貫いた態度。 3日本農業の破壊。 | トップページ | 実質的な国立政党は変だ。民主党は83パーセントも助成金頼み。 »

2008年7月27日 (日)

これで良いのか、病院追い出しの現実。

 77歳の鎌田キミさんの夫、86歳の金次郎さんが脳梗塞で倒れたのは昨年9月でした。
両手、両足マヒで寝たきり。口から食事を取れずお腹に管を直接通して栄養を入れる「胃ろう」が必要です。それでも、病状が安定したとして病院から退院を促されました。今までは長期入院が必要な患者は療養病床に移りましたが、06年に国が診療報酬を改定し、同時に療養病床削減が追い討ちをかけて、蒲田さんのような患者は結局家で療養をしなければ成らなくなってしまったのです。
 午前6時に起きて金次郎さんのタンを機械で吸引し、身体に入れた管から尿を出します。「胃ろう」に使う器具を煮沸消毒し、お腹の管につなぎます。 栄養分を少しずつ体内に送る「食事」に約40分。その後、溶かした薬、さゆを順に入れます。全部終わると約二時間。それを朝・昼・晩と三回繰り返します。それだけで六時間かかるのです。時間的にもゆとりの無い毎日です。
 キミさんも決して若くはありません。疲れます。「自分がこういう立場になって初めて分りましたが、結局はお金。酷いですね。国は何でこんなに医療をいじめるのか」。

 社会保障費自然増分を毎年2200億円づつ削減し続ける自公政府。もう一兆円近く削減してきました。ここに、国民に対する暖かさは何も在りません。毎年五兆円近い軍事費は維持され続け、さらにアメリカは日本の軍事費増額を要求しています。軍事費はいずれ増額しようという動きが自公政府・与党、民主党辺りから出てくるでしょう。何しろ、今までの経過を見れば、アメリカが要求してから、2・3年のうちには実行するのが日本の政府のしてきた事ですから。
 みなさん、私たちは健康に生きたいでは在りませんか。病気に成っても、安心して暮らしたいでは在りませんか。家族が病気になれば、当然看病をしたいと思います。でも、全てを家族にゆだねては、蒲田キミさんのように、年齢的にも辛い場合も出てくるでしょう。それは、患者になった人も、安心して療養生活が送れない事です。一人の個人に全てをまかせては、社会保障は無いに等しいのです。
 
 私は主張したい。今世界の多くの流れが、圧倒的な流れが、日本の憲法九条をお手本にした方向に向かっているのです。アジア、アフリカ、南米諸国、ユーロ諸国にも、平和的に問題を解決しようという、具体的に日本の憲法九条を例えに出した大きなうねりが、起こっているのです。それは単なる個人的動き動きではなく、国家間の条約として、地域間の協定として締結されているのです。
 日本では、わざわざこのような世界の方向としての動きを、なるべく伝えないような報道が成されているのです。
アメリカも、チョッと以前のように、武力一辺倒ではなく、外交戦術も使い出したのです。アフガン・イラクと武力戦争だけでは完全に行き詰まってしまう事に気が付いて、二面的方向を歩み出しているのです。しかし、自公政府・与党・民主党はこの現実についてさえいけないのです。未だに軍事力一辺倒なのです。もう、世界は先を行っているのに。ですから六カ国協議合意にも、本心から付いていけないのです。ただ、傍観しか出来ないのです。

 時代に取り残された化石のような政治家には、立ち去る道しか本当は無いのです。

|

« 決定的場面での日本共産党の貫いた態度。 3日本農業の破壊。 | トップページ | 実質的な国立政党は変だ。民主党は83パーセントも助成金頼み。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 決定的場面での日本共産党の貫いた態度。 3日本農業の破壊。 | トップページ | 実質的な国立政党は変だ。民主党は83パーセントも助成金頼み。 »