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2008年7月30日 (水)

この発言が「平和主義者」の戯言か?戯言は自衛隊派兵固執派のいい分です。

 日本国際ボランティアセンター代表理事 谷山博史さんの発言をご紹介します。

 自衛隊の海外派兵のための恒久法づくりの議論が始まり、アフガニスタン本土への自衛隊派兵もとりざたされています。背景にはアメリカの要請がありますが、日本の軍事的役割に期待したものではないでしょう。ヨーロッパ諸国で「不人気」な「アフガン増派」の話しを日本が受け入れてくれれば、政治的エール(応援)になるという意味です。それが「国際貢献」だというわけです。
 しかし、私たちは、「国際平和貢献」を日米同盟の中での「アメリカに対する貢献」とは違う、もっと広い意味でとらえなければならないと思います。選択肢はもっとたくさんある。特に復興支援において、日本は軍隊を派遣しないからこそ地元に受け入れられ、とてもいい効果を生んでいると、日本のNGO(非政府組織)は実感しています。アフガンのナンガハル県の教育局長が、何気ない会話の中で「日本は軍を出さないかたちで地域に根ざした活動をしている」と信頼感を表明してくれたことが印象に残ります。そういう日本の独特の立場を生かすことが重要です。 日本の憲法は世界の人々の平和的生存権を高らかにうたい、世界中の人々が恐怖と絶望から自由であるとし、手段としての武力を否定しています。これはNGOの発想の原点でもあります。対話による平和は理想主義的かもしれませんが、対話による解決という事例は無数にあったし、武力紛争の泥沼の中で「対話による解決」はリアルさを増しています。 
 アフガンでの「対テロ」戦争は、まったく先が見えない状況です。 タリバンの支配地域は拡大しており、陸上での戦闘で戦死者が拡大するにつれ、米軍・ISAF(国際治安支援部隊)軍は空爆に頼るようになり民間犠牲者を急増させています。 それがアメリカやカルザイ政権への憎しみと不信を増大させ、テロ拡大の温床となる深刻な悪循環を生んでいます。今自衛隊が行くことは、状況の悪化に加担するだけです。
 一方、日本が和平に向けた交渉の切り札とし仲介できる可能性はまだあります。イスラム圏以外の国で交渉に立てるのはおそらく日本しかない。先進国の中で中東を侵略したことがない日本に対して、タリバンを含め多くのアフガン人が欧米とは違う信頼感を持っています。今後、本当に事態が行き詰まった時にはその切り札はあると思います。それはまさに外交だし平和協力です。
 重要な外交資源としての日本の信用を失う自衛隊の派兵はやめるべきです。 
 アメリカに気兼ねして自主的に決められない外交を改め、アメリカとも協力しながら仲介の役割を果たせるような力をつけることが必要です。これは平和主義者の主張というより、現実を通じたリアルな認識です。


やさえもんの一言。 
 国際貢献といえば、何でも自衛隊の派兵しか考え付かないのは、現実をリアルに見ない、アメリカ云い成り者の戯言です。

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