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2008年8月28日 (木)

日本は真面目に国際貢献の本道に戻るべき。アメリカ貢献からの脱却へ。

 まずアフガニスタン・カルザイ大統領報道官の話。(22日のアメリカ軍の空爆を受けて)
「アフガン人民の我慢は尽きた。これ以上我々のこどもたちが殺害されるのを見ることは耐えられない」。
 この言葉を、国際貢献を主張する人々は真っ直ぐに捉えるべきです。
それでも、自衛隊派遣や軍隊増派を主張するとしたら、アフガン人民は望んでいないかろうが、それでも、アフガンを戦場として、アフガンの希望に反するが、「テロとの戦いを続ける」と云う手前勝手な宣言に過ぎません。
 ここでもし国際貢献と云う言葉を使うのなら、その意味は同盟国アメリカ貢献でしかありません。
日本の自民党、民主党、公明党はアメリカとの同盟関係の重要性を主張します。その流れの中で出てきているのがいわゆる「国際貢献」です。「国際協力」も同じ意味です。
 イラクにおいてハッキリしています。アメリカから「ショーザ・フラッグ(日本の自衛隊の旗をイラクで見せろ)」「オンザ・ブーツ(今度は日本の自衛隊がイラクの戦場に靴で上がれ)」といわれ、その通りにしてきたのです。まさに、従属的対応をしてきました。これが「同盟国だから」から「国際貢献」に言葉を変えただけです。
 国連は国際協力について、それぞれの国の独自性を認め、その国の憲法の範囲内での協力を求めています。日本のように、国際貢献出来ないから、憲法を変えようなんて意見は最初から想定していないのです。何故か?余りにも常識はずれだからです。武力を用いなければ国際貢献出来ない、そんなはずは在り得ません。出来ないとしたら、アメリカ貢献です。
 日本においては、先の戦争さえ正当化する右翼的潮流おも、いわゆる「国際貢献派」が改憲の動きの強化の為に合流させて、国際貢献等にも関心も、興味も無いなか、ただただ自衛隊(日本の軍隊です)を再び海外に出動させたく野合をしたのです。「国際貢献派」は最初のうちは国連の名前を利用していましたが、今や、同盟国、同盟関係だけに即ち、アメリカとの関係だけに集約されています。
 今私たちに求められている事、アメリカからではなく、アフガニスタンの国民から求められている事は、多国籍軍の撤退と、武力に裏打ちされた「人道支援」ではなく、平和を心から愛する人々の温かい支援です。武器をちらつかせながらの、復興支援は在り得ません。何時殺されるか判らない状況で、支援を受けられる訳無いでは在りませんか。伊藤さんがしてらした農業支援は、アフガンの村人に、指導しながらの活動でした。村人と一緒に成って築いてきた活動です。
 民主党の前代表、前原氏は、彼ら日本人を守るために大量の自衛隊員を派遣する必要が出来たと語りました。村人と交じり合いながら指導をしているのですよ。そこに、日本人を守るために自衛隊員が銃器を持って周りを取り囲み、そこに立ち入るアフガンの農民をチェックするのですか。テロリストが来ないかを・・
 そんなことしていたら、村人を含めて、外国軍に守られた村として攻撃の対象になる位の想像性もも無いのでしょう。こんなことも想像できない政治家はさらばです。前原氏は、核兵器の日本の保持についても検討の余地を残した人です。根っからの軍隊大好き人間、アメリカ大好き人間だと私は断じます。ここまで無知をさらけ出す人も珍しいですね。
 伊藤さんの暖かな、高い志を、今こそみんなで継承しましょうよ。軍事力は平和をもたらさない事に確信を。

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