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2008年9月25日 (木)

「自己責任」論と「親のモラル」論が蔓延る世界一高学費の日本。誰か辞めた首相が云いましたね「教育立国日本」。無責任!

 現在、公立高校の初年度保護者負担金は全日制高校で男子平均三十一万五千三百円。女子三十二万三千五百五円です。定時制高校で女子十万三千六百七十九円。男子十万四千百十八円です。これが最高額になると全日制男子四十四万三千八百九十円です。女子四十七万七千二十二円です。定時制女子十八万二千二百四十円。男子女子と同額です。
 初年度の一年間を通して、これだけの保護者負担が求められるのです。全日制の場合簡単に割り算するとひと月約二万七千円の保護者負担です。公立高校でさえこうです。私学はもっと掛かります。
 高校に入学させれば、後はもう良い訳では在りません。塾もみんなが通っていれば行かせたく成るのが当然でしょう。何しろ自己責任と親のモラルのが問われる時代ですから。
 「高校は義務教育では無いのだから、親が責任持って通わせるのが当たり前でしょ」。
何だか最近幅を利かせている尤もらしい主張です。私、大反対意見です。
 この問題を考える特に最低限必要な大人の常識は、何のために15歳からの人たちに学問の入り口を教えるのかという大きな、大人に答えが求められる設問なのです。こんなこと考えた事無い「大人」、身体だけ成熟して、動物的には成人した、犬なら成犬、そんな「大人」が増えて、あなた考えたこと在りますか?自分のこどもに、高校ぐらい出て欲しい。そんなのは当たり前の感情です。この最終学歴が就職にも響いた時代のおとし子であった親。
 そんな親の気持ち、自然に育ったようですが、実は、学歴社会というものを生きてきた親の年代でこそ育てねば成らなく成った感情だったのです。私は高校も出ていない、という本来ならば負い目にも感じないないことを、負い目に感じさせてきた、時の政治権力者の作ってきた政治の歪みなのです。
 大反対意見のこと、私書きます。戦後の義務教育は、その当時の最低限の教育水準の目指す、最低限を示しただけなのです。現在になっても、この程度の国民教育水準にしがみつき、とやかく云うのは時代錯誤も甚だしい。私は、若者の自己責任だとか、親のモラルだとか云い募る人々を断罪する。
 OECD三十か国中、高校の授業料を取っているのは四カ国だけと言う事実。日本・韓国・イタリア・ポルトガルだけ。あとの国々は無償です。これに、日本の実情を責任持って説明できる人、いますか?

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