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2008年9月20日 (土)

ビラ配って何故犯罪なのか!下級審の存在意義を否定した東京地裁の許しがたい判決。

 三十四年間国民の運動で眠らされていた国家公務員法を、再び世の中に出したい公安と、検察。
このところ続いている日本共産党だけに関するビラ配り弾圧事件。
 東京地裁の小池勝雄裁判長は「捜査機関の日本共産党に対する差別的な取り扱いに基ずくとは云えない」として被告側の「日本共産党を対象とした違法捜査だ」との指摘を否定しました。このビラ配り訴訟は、日本共産党の活動だけに対して行われているのです。他の政党や、商業ビラ配り対しては一つも事件になっていないのです。
小池裁判長は木を見て森をわざわざ見ないで、判決を下しました。
 国家公務員の政治活動を禁じている事自体が、憲法違反ですが、この法律をもし適用するにしても、どのように「公務の運営に党派的偏向を招くおそれが在」るのか、また「行政に対する国民の信頼が」どのように「損なわれ」たのかを実際の問題として吟味し明らかになければ成らない筈です。そうでなければ、裁判所なんて必要在りません。国家公務員法にもとづいて人事院規則に、政治活動の禁止が書かれているのですから、何の審理もしないで、有罪!これでいいのでしょうか。今度の判決は全く内容的にはこの事例と同じです。何のために長い日にちをかけていたのか。
 「下級裁判所としては最高裁判決を尊重するべき立場」だ。それでは一審なんていらないのと同じで、自らの立場を無意味な存在としたのと同じです。最高裁判例でさえ時代の中で変わるのです。これでは、小池氏は地裁の裁判長を辞めたほうが良い。無駄な歳出です。歳出削減に協力して頂きましょう。
 この判決の無責任さの最たる判決文の一説をご紹介しましょう。被告宇治橋さんの行為が公務に影響があったのか、裁判所は「複雑な判断はできない」といって判断を投げ出しました。
 歴史的な暴論判決です。どのような仕事をしていても、政治的意見は持っていて当たり前です。憲法には、すべての国民に表現の自由の保障が規定されているのです。休日に、職場と離れた地域で、しかも私服で政治ビラを配ると、誰の権利が侵害されるのか。行政の中立性がどのように損なわれると云うのか。その大事な点を「複雑な判断は出来ない」と云って逃げるのなら、許しがたい暴挙であり、裁判の名に値しません。
 裁判は行われた事実を吟味し、その行為が現在の社会にとってどのような犯罪性を持つか、それが結果としてどのような影響を社会に、或いは個人に与えたか。そしてどのような損失を出したか。それによってどのような犯罪が構成されたとか、或いは犯罪を構成しないと判断するのです。そして無罪、有罪の場合は刑量を判断し、判決を出すのです。そうしてこそ、現代に生きる常識と、許容範囲が下級審の判断で示され、かつての古い最高裁の判例までもを変更させていけるのです。この、三審制のそもそもの意義さえ理解しない裁判官が居る事に驚きを禁じえませんし、私は許せません。
 このところ続くこれらの逮捕と判決が、ビラ配りを少しでも萎縮させる効果は在るかもしれません。しかし、彼らがそれを強めれば強めるだけ、ビラ配布の効果が大きいことを確信させてくれます。それなら、もっとビラを広く配布するぞと決意を強くしています。そして、ビラ配り弾圧が、私たちの持つ民主主義の破壊と、生活破壊、そして平和の破壊に繋がる事も大いに広めてあげます。

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