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2008年11月 2日 (日)

田母神・前航空幕僚長の持つ思想と、海難審判での海上自衛隊の主張に軍隊の本質を見る。清徳丸の後ろを航行していた金平丸の市原船長の話も記します。

 田母神氏は、日本のアジア占領統治は「慈愛にみちたもの」などと主張しています。「日本は朝鮮半島や中国を侵略し残虐の限りを尽くしたは、ウソ・捏造な類」と断じています。
 横浜海難審判所の最終意見陳述で、海上自衛隊側は「事故の原因は漁船・清徳丸にある」と主張しました。
 共通点が在ります。事故直後には「あたご」側に衝突の責任が在ると認め漁民達に謝罪したのです。
田母神氏は、「占領統治は慈愛にみちたもの」等と主張していますが、これほど歴史の日々行われた現実を無視した主張は反省の無さと、軍隊の行動をあくまでも正当化する一念に駆られたそれこそ「自愛」(自らを愛する)だけに満ち充ちた主張です。この主張が世界で、日本で通らなくても、あくまでも云い続ける。時空間で記録されているいかなる記録も証言も物ともせず、自らの妄想と想いを云い続ける。非科学の最たる物です。 一方、「あたご」側の自衛隊は本来国民を守るのが一様責務な筈です。ところが、一旦は涙を流して謝罪したものの、軍隊の本質が表に出てきたのです。漁民達がいくら真実を主張しようが「それはウソ」と国民を騙し、国民に自衛隊の行動を正当化をしようとしているのです。
 共通点は「間違いを犯さない軍隊」です。漁民を殺そうが、アジア人を殺そうが、みんなウソ。
体験者を含めて反論しようがウソだ。金が目当てだ。まともな人たちは同意しなくてもウソと云い続ける。軍隊に道理も正義も無いのは、アメリカの最近の戦争を見ても明らかです。
 ここに、金平丸の市原義次船長の話を記します。
「私は海難審判の翌日(10月22日)、漁に向かう途中で事故のあった海域を通りました。事故現場で船を止め、清徳丸の吉清治夫と哲大のために持ってきたおにぎりとジュースを海に捧げ、供養しました。 あたご側は最初、「私たちの見張りが不充分でした」といって、漁港に謝罪に来た時には涙まで流していました。しかし、海難審判が始まると、大きく右転してきた清徳丸が悪いと云いだした。 事故の日、自分が乗った金平丸は、清徳丸の後方を走っており、清徳丸の白い船尾等が見えたいました。あたご側の主張のように衝突前に清徳丸が右転したとすれば清徳丸の右舷にある青灯が見えるはずです。しかし、わたしは見ていないのです。
あたご側の主張では、やっぱり清徳丸は危険な操舵をしたんだ、ということになる。親子は反論したくても、もう出来ません。悔しいです。 何が一番大事かといえば、自分達は、再発防止だと思っています。そのためにも、事実をはっきりさせなければいけない。あたご側に非があったならば、反省して同じ過ちを繰り返さないようにして欲しい。見張りが不充分だったなら、「これからは気をつけます」と云って欲しかったんです。 親子の将来を奪ってしまったことをどう考えているのか、と言いたい」。
 真実がどちらに在るか、この話を聴いていると見えてきませんか?

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