« 田母神氏の「堂々とした」発言態度から、真実を知らない事の人間としての危うさと罪深さを、強烈に感じます。 | トップページ | 麻生氏のような人物を選ぶしか道の無かった自民党総裁選を、重大ニュースとして大騒ぎしたマス・メディアの罪深さと先見性の無さ。 »

2008年11月20日 (木)

田母神氏の妄想的発言自体をかばう麻生首相の、科学的知見の無さ、愚かさ。

 麻生首相はアメリカの新聞ワシントン・ポストのインタビューで田母神氏が侵略戦争美化「論文」を発表した事を問われ「歴史について云えば、共通の認識というものが在ると確言するのは難しい」と答えました。
 この答えは麻生首相の中で、学問としての、科学的歴史学を否定したのと同じです。
 麻生首相が云う様に、「確言するのは難しい」という「問題」は主に日本の歴史のどの時代の歴史で非常に多く「問題」とされているのか。これは、明らかに、明治時代以降の歴史、特に、満州事変辺りからの歴史学の常識とされ、確定した事実に対して、異論と云うか、いちゃ問と云うか、資料的、証言的 どのような科学的証拠や資料が出てきても、我われは絶対認めないという、およそ非学問と言える学問とは無縁な、単なる観念的、主観的、妄想的主張が大手を振ってまかり通ったからです。この主張は、天皇制の海外侵略性を明らかにした明治以降の歴史の事実も否定しながら真っ直ぐに天皇擁護と結びついて来たのです。彼らの非科学性が、天皇擁護「論」、天皇が支配してきた明治以降の歴史歪曲と結びつくのです。彼らにとって、科学的は全然無関係。ですから右翼の外宣車に乗って騒いでいる人たち、周りを取り囲んでいる人たち全然、学問的、科学的とは無関係な顔しています。
どう見ても、チンピラ暴力少年かにしか見えません。
 麻生首相は、「歴史は確言できない」と云いました。弥生時代が、縄文時代の後の時代は確定しています。確言出来ます。何故か?全ての資料が、その事を指し示しているからです。
 先の大戦はどうか?例えば沖縄戦、日本の戦争の最後を歴史に残した沖縄戦で、住民集団自決に対して、一日本軍守備隊長は「命令していない」と主張し、住民は「軍の命令が在った」と主張しました。
 裁判所は、「軍の命令が無かったと云う主張は到底受け入れられない」と判断しました。その事実調査に基づいて「一人の新証言によって、この事実が争われることは適当で無い」と判決しました。
 まともな、正当な判決だと思います。歴史は確定していくのです。確言できるのです。それも、長い世紀を超えた数千年も太古の歴史ならばいざ知らず、たった百年位前の歴史に、争う事ことは在りません。確言できるのです。しないのは、確言しないぞという、非科学的な思想と、主張を持っているからなのです。

|

« 田母神氏の「堂々とした」発言態度から、真実を知らない事の人間としての危うさと罪深さを、強烈に感じます。 | トップページ | 麻生氏のような人物を選ぶしか道の無かった自民党総裁選を、重大ニュースとして大騒ぎしたマス・メディアの罪深さと先見性の無さ。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 田母神氏の「堂々とした」発言態度から、真実を知らない事の人間としての危うさと罪深さを、強烈に感じます。 | トップページ | 麻生氏のような人物を選ぶしか道の無かった自民党総裁選を、重大ニュースとして大騒ぎしたマス・メディアの罪深さと先見性の無さ。 »