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2008年12月 6日 (土)

日本の良心の一人、加藤周一さんの死を悼みます。

 晩年の加藤さんが行なったことの最大のことは、「九条の会」の呼びかけ人に成られ、「九条の会」を立ち上げられたことだと、私は思います。
 日本の現憲法が、改定の危機にさらされ出した昨今、「自由」を求められた加藤さんは、四年前、大江健三郎さんらと「九条の会」を結成され、憲法を守ろうと、活動されていました。今年になってガンが見つかってからも、旺盛に行動し発言していらっしゃいました。
 「九条の会の活動は長い時間をかける活動です。独りでも、憲法を変えようと云う人がいる限り、九条の会の活動は続くのです」。
 九条の会が結成されてから、全国津々浦々、多くの地域、学校区、職場、団体、教室に「九条の会」が誕生し、大きく世論を動かして来ました。それまでは、憲法改定賛成が多くの調査の結果、反対を上回っていましたが、「会」結成後四年、今年遂に、賛成を、反対が上回りました。それは、改定派の急先鋒、読売新聞の調査でもそうでした。画期的な世論の変化です。なるべく無視し、報道しなかったマスメディアも、「会」の存在を無視できなくなり、最近は少しは報道するように成ってきました。
 
 加藤さんの豊かな知性と、自由へのこだわり。物事を複眼的に捉える洞察力の深さと、日本文化を内と外から大きく論じたその意味する内容は、加藤さんの戦争への怒りが根源に在ったと思うのです。
 私は、加藤さんの思いを慎重にかみ締めながら、加藤さんに、本当にお疲れ様でした、ご安心下さいと言える自分自身の人生を歩みたい。  合掌

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