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2009年1月26日 (月)

子どもと『貧困』-新聞・赤旗より 1.食べ物ちょうだい・・・

 「食べ物ちょうだい」。昨年の夏休み、東京都の小学校四年生の男児が、買い物袋をさげた通りすがりの人に食べ物をねだっていたのを近所の人が見ていました。
 男児の母親は障害を抱え、自分ひとりの生活もままなりません。同居していた祖母が昨春に亡くなってからは、男児は給食を食べるために学校にきているような状況でした。 
 しかし、夏休みは給食がありません。プール登校する男児に、数人の教職員がおにぎりやカップラーメンを持たせました。「お母さんに持って帰ってもいい?」と聞く男児。教職員はいつも余分におにぎりを握って持たせてあげました。  プールも休みになるお盆の数日間、ついに食べ物がなくなったのか、男児は食べ物をねだるしかなかったのです。
 二学期が始まる少し前に、男児は自分から教師に「ぼく、児童相談所に行く」といいました。母親とは会わず、そのまま、施設に連れられていきました。 
 昨年七月、ある小学校で、七夕の集会が開かれました。みんなで作った飾りの短冊のなかには「早くお父さんに仕事が見つかりますように」というお願いがありました。書いたのは低学年のこどもです。
 「ほしいおもちゃやゲームを書くのが普通なのに」とベテラン教師。「私が教師になったとき、子どもたちがここまで追い詰められる状態はありませんでした」と話します。
 ある中学校では、二年の女生徒が、急いで階段を下りようとして転がり落ち、腰を打って立ち上がれなくなりました。駆けつけた教師に女生徒は「先生、救急車を呼ばないで」と懇願しました。「お父さんが会社やめちゃって、保健証が使えないから。お金がかかるから医者にはいけない」と。
 父親が道路工事に仕事をしていて家にいない小学生。担任が訪ねると、テレビがつけっぱなしで子どもはこたつで横になっています。父親に「子どものために仕事を変わったほういいのでは」と話をすると「自分の生活はこれしかない。この歳になって他に仕事なんかない」
 母親はフィリピン人で父親はキャバクラの運転手という両親を持つ小学二年生。両親は別居しています。この子は家に誰もいない夜がさびしくて、近所を歩き回っています。

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