« おいおい、「働き方の自由さ」だったでしょう、非正規雇用の全面自由化は?いつ、失業率の改善問題に成ったのか? | トップページ | 罪のないこどもの貧困を許してはいけない。負担と給付を差し引いた後、貧困率が上昇するのは日本だけです! »

2009年2月 7日 (土)

財界人も怒るトヨタ・キャノンなどの「高速首切り」。東レ名誉会長・前田氏の発言に共感。

 東レの名誉会長・前田勝之助氏は月刊「BOSS」三月号で「人間を部品扱いするな」と発言しています。
 「正社員も非正規社員も同じことです。相手は人間なんですよ。人を基本とする、人間を尊重する経営をやらないと企業というのは長続きしませんよ。ああいうやり方は、人間を道具と思ったり部品と思っている。人間には心があるんです。これはアメリカ型経営、ヨーロッパ型経営、日本型経営とは全く関係ない。世界中のどこでも通用する世界型経営なんです。開発途上国でも社会主義国でも同じこと。人間を大事にする企業。これは経営者が一生懸命考えて築き上げようとすれば出来るはずなんです」。
 前田氏は言います。「グリーンスパンさんが100年に一度の危機と言ったけれど、アメリカ人だけがそう言っているんだと思います。終戦直後は、今なんかよりもっと酷かった。繊維産業はこれまでに何度も、今回のような不況を経験しています。その時々によって、環境、条件は違いますが、同じくらいの強さの不況はあった。・・・・外国の経営者から、学んではいけないことを学んでしまったと思います。それでも、金融機関なら、そういうやり方(人を減らして利益をだす)もあるかもしれない。何より勤めている人たちの中で比較的多くの人がその覚悟をしている。それに就業人口そのものがそれ程多くない。しかし実体経済を担っている製造業が、同じ手法を取るのは御法度です。それなのにアメリカナイズされてしまってクビを切っている。さらに言えば、派遣などの非正規社員とかパートタイマーとか、いろんな種類を製造業にまで規制緩和したというのも、アメリカナイズされたやり方なんですね。・・・・大企業の社会的責任とは何かといえば、社員を守ること。これが私の哲学です。私は社長になってから二十数年間、ずっと社員を守ってきた。いわゆる雇用を奪うクビ切りはやらなかった。そのために色んな知恵を出した。こんなことは製造業をやっている限りは常識です。製造業というのは、そこで働く人が非常に多い。だからこそ、社員が安心して進めるようベクトルを合わせなければならない。ベクトルを合わせることが出来れば、みんなが一致協力してついてくる。・よく言うのですが、一人の百歩より百人の一歩です。みんながベクトルを合わせて総合力を発揮することが、危機に際して力を発揮することになる」。
  
   明快ですね!トヨタの奥田氏、キャノンの御手洗氏。耳かっぽじいてよく聞け!

|

« おいおい、「働き方の自由さ」だったでしょう、非正規雇用の全面自由化は?いつ、失業率の改善問題に成ったのか? | トップページ | 罪のないこどもの貧困を許してはいけない。負担と給付を差し引いた後、貧困率が上昇するのは日本だけです! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« おいおい、「働き方の自由さ」だったでしょう、非正規雇用の全面自由化は?いつ、失業率の改善問題に成ったのか? | トップページ | 罪のないこどもの貧困を許してはいけない。負担と給付を差し引いた後、貧困率が上昇するのは日本だけです! »